Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日7個。


まず、六本木ヒルズネタ。


回転ドア事故、森ビル元常務ら有罪確定

 東京都港区の六本木ヒルズ森タワーの自動回転ドアで昨年3月、溝川涼ちゃん(当時6歳、大阪府吹田市)が頭を挟まれ死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われ、東京地裁で禁固10月、執行猶予3年とされた森ビル元常務・多田雄三(62)、元管理運営室部長・香山行宏(48)両被告が、控訴の権利を放棄する手続きをとっていたことが12日、分かった。
 放棄は4日付。検察側も控訴権を放棄したため、両被告の有罪が確定した。控訴期限は14日だった。


これで事件解決でしょうか。
でも、死人の命は蘇らない…。



次、電車ネタ2連発。


ダイヤ乱れて一層開かず、遮断機くぐり2人死傷

 12日午前9時50分ごろ、東京都大田区大森北4のJR京浜東北線蒲田-大森駅間の踏切(警報機付き)で女性2人が桜木町発大宮行き上り普通電車(10両編成)にはねられた。
 このうち、80歳代の女性が全身を強く打ち死亡、同区内に住む女性(75)が右足の骨を折る重傷を負った。踏切待ちをしていた2人が遮断機をくぐって線路内に立ち入ったといい、警視庁大森署で亡くなった女性の身元の確認を急ぐとともに詳しい状況を調べている。
 JR東日本東京支社によると、この事故に先立ち、同日午前7時25分ごろ、JR根岸線本郷台駅構内でも人身事故が発生、ダイヤが大幅に乱れ、事故のあった踏切は約1時間、ほとんど上がらない状態だったという。
 付近の住民によると、この踏切は朝のラッシュ時など、上がる時間の短い"開かずの踏切"で、日ごろから遮断機をくぐって渡る人が絶えなかったという。
 この事故で特急1本と上下線普通電車28本に最大31分の遅れが出て、約27000人の足に影響した。


「やまびこ」の窓ガラス割れる

 12日午前11時40分ごろ、栃木県宇都宮市JR東北新幹線宇都宮駅で、停車中の東京発仙台行き「やまびこ157号」(10両編成、乗客約600人)4号車の乗降ドアの窓ガラスが割れているのを、駅員が発見した。
 JR東日本によると、窓ガラスは2枚重ねの両方に小さな穴が開いて割れ、クモの巣状にひびが入っていたという。同社で原因を調べている。
 やまびこ157号は同駅で運転を取りやめ、乗客は全員、後続の東京発盛岡行き「やまびこ51号」に乗り換えた。この影響で、後続のやまびこ51号が8分遅れた。


上の記事。
電車止めてでもここに歩道橋を作ればいいのになと思う。
状況的に難しいかもしれないが、その方がまだ安全性が高いと思う。
それで、この踏み切りも、歩道橋開通と同時に封鎖してしまえばいい。
…口では簡単に言えるものの、実行に移すのはとても難しい。
下の記事。
JR九州管内の特急電車でも同じ事件が起こっています。
理由が分からないので、解明を急いで欲しい。



次、経済ネタ。


第3のビール増税画策、石税調懲りずに庶民イジメ

 来年度税制改正に向け、財務省政府税制調査会(石弘光会長)がいよいよ"庶民イジメ"の謀議を本格化させる。ターゲットの柱は、格安でビール風味を楽しめる「第3のビール」だ。政府は「踊り場は脱却した」と景気のいいことを言うが、われらサラリーマンの懐が暖かくなった実感はない。安くても、イケる酒を飲んでウサを晴らしたいところだが、その酒を増税するというのだから、「異議アリ!」である。

拡大する市場
 政府税調は、昨年もこの時期から「第3のビール」増税を画策。だが、業界・消費者あげての反発に、自民党税調が見送っていた。
 「昨年2月、サッポロがドラフトワンで『第3のビール』をデビューさせた。夏場までには、サントリーが参入し、市場で新ジャンルとして定着した。税額はビールに対して約3分の1、発泡酒と比べても約半分です」(財務省関係者)
 ドラフトワンについては、消費者が麦芽以外のえんどう豆を原材料に使った点やスッキリした味わいを評価。アサヒ、キリンも今年4月から追随したことで、市場は一気に拡大した。
 05年8月までの累計で、ビール・発泡酒・新ジャンルを合わせた市場の15.1%(数量ベース)を占めるまでに急成長した。

標的の背景
 当然、税額の少ない新ジャンルが売れた分、税収は目減りする。財務省が今月初め発表した税収実績によると、酒税は4月から6月出荷分で前期比4.7%減少した。この傾向は続いており、5年前と比べると2割も少なくなっている。
 「これを財務省は『税金逃れ』とみている。かつて酒税収入全体の約7割をビールが担ってきたが、税額の低い発泡酒登場でビールが食われ、税収も減少。発泡酒は2回も増税の憂き目にあった。だから、今回も、昨年失敗した第3のビールの税率を上げたいのでしょう」(業界関係者)
 ただ、それだけでは単なる弥縫策に過ぎない。そこで、財務省は酒税体系全般を手直しする方向を打ち出している。具体的には、現在10ある税区分を「ビール類」「醸造酒」「蒸留酒」「その他」程度に簡素化し、酒類間格差なども縮めたいとしている。
 ビール関係では、「第3のビール」を増税するかわり、「ビール」を減税することも検討しているという。

業界は反発
 ところが、そう簡単でもないのが、第3のビール健闘にもかかわらず、このビール系3ジャンルを合わせた合計の出荷量が減少していることだ。低落傾向はほぼ10年来続き、今年も8月末までの累計で前期比3.1%減。結局、体系見直しは、酒税の主力であるビール系3ジャンルへの課税を強化する口実ととられても仕方がない。
 「業界は、酒税体系見直しには賛成していますが、根本的に財務省と意見を異にするのが、『諸外国と比べて高すぎるビール税率自体を安くせよ』という点。醸造酒のビールが、焼酎など蒸留酒より高いのは日本だけだと主張しています。この観点から、近く業界を挙げて増税反対キャンペーンを準備しています」(前出の関係者)

チューハイも標的
 ビール類から遠ざかった消費者は何を飲んでいるかというと、缶チューハイだ。
 「スピリッツ類」「リキュール類」「果実酒類」などの種類があり、業界では一応、ビール系でない低アルコール飲料類を缶チューハイと称している。税率は、酒類によって微妙に異なるものの、おおむね「第3のビール」並み。
 こうした缶チューハイが昨年は前年比10%を超える成長を遂げ、初めて1億ケース(250ml×24本換算)=60万Klを達成したと推定される。
 「100円で買える商品もあり、ビール・発泡酒から移った人も多く、ジュースのような味わいで女性層を広く開拓しました。出荷量は、ビール系3ジャンル合計の約1割に相当する規模です。実は国税庁の審議会では、すでに未成年者の飲酒防止の観点からという口実で、増税が話題に上っている」(同)
 どうやら、発泡酒といい、第3のビールといい、財務省は消費者が選んだ酒、選んだ酒を増税の標的にしているとしか思えないのだ。

異議あり!!
 『ビア・ウォーズ』などの著書があるジャーナリストの清丸恵三郎氏は「メーカーは努力と創造力で新ジャンルを開発してきた。ところが、お上は自分たちがほったらかしておいた税体系で想定していないからといって、とりあえず増税というのでは、あまりにエゲツない。それに第3のビールを増税すれば、缶チューハイに移るだけで、税の伸びは期待できない」と、安易な増税路線に釘を刺す。
 「本当に税収増を図りたいのなら、本来のビールの税金を安くして、ビールがもっと売れるようにした方がいい。その方が税収にも国民にもハッピーだ」
 そして、「石会長が昨年、『第3のビールはまがいもの』と言ったのは本来のビールや本格焼酎の味を知らしめる必要があるという酒文化論の観点からは正論かもしれない。だが、増税するために文化論をもってきたことに問題がある。伝統の本物の酒を知って、その次に各メーカーが工夫した新ジャンルを語るのが筋。そんな税体系にしてほしい」と訴える。


な、何!?
チューハイ類の増税も考えているだと〜!?
ビール類は飲む気しないから上げてもいいけど、チューハイ関連やワイン類だけは勘弁。
よく飲むし。(年2回か3回だが)
九州限定の「ニッカ・アップルシードル缶」、美味しかった。(おぃ)



次、買収ネタ。


阪神上場をファン投票、村上墓穴-過半数が反対票

 阪神電鉄の西川恭爾社長(66)と電鉄本社で11日、初のトップ会談に挑んだM&Aコンサルタント(通称・村上ファンド)代表の村上世彰氏(46)。タイガースの上場はネットでファンに問うなどと主張したが、これを受けて行ったスポーツ各紙の緊急アンケートは「上場反対」ばかり。かえって墓穴を掘ることになってしまった。
 電鉄株の保有比率を39.77%(3日時点)まで上げて、臨んだトップ会談。終了後の会見で、村上氏は熱狂的な阪神ファンの反応に恐れを抱いたのか、「村上タイガースなどありえるはずがない」と、神妙な面持ちで切り出した。
 ただ、肝心のタイガース問題になると、「株価を高める上場は選択肢のひとつ」「(球団の上場が難しければ)タイガースホールディングス(持ち株会社)で上場してみる」などの自論を展開。電鉄側には株価を1株5000円程度に小口化する案を出したという。
 上場を強行はしないと逃げ道を確保する一方、ネットを活用し、約15万人の公式クラブの会員らに上場の是非を投票で問うべきとも主張。
 だが、これを受けて12日の日刊、報知、スポニチ、デイリー4紙が緊急アンケートを実施したところ、4紙とも「上場反対」が過半数を占めた。賛成を期待していた村上氏は、墓穴を掘ったかっこうだ。
 日を追うごとに盛り上がる一連の騒動を市場はどうみているか。
 「笑ってみてます」とは大手証券アナリスト。
 会談後の会見では、当初こそおとなしかった村上氏が、電鉄保有の資産に関する話題に移ると俄然、勢いづいた。
 「だから、狙いは上場ではなく、電鉄の優良不動産でしょう。球団上場は野球協約上、困難なことは村上氏も十分承知している。『遊休不動産を放置しておくのは無駄』と語ったように、売却や再開発が最大の目的」(前出のアナリスト)
 村上氏の腹の中はやはりカネなのか…。

「村上氏だけが儲かる仕組み」
 元りそな総研会長の国定浩一・大阪学院大学教授(経済学)は、トップ会談について、「村上氏がただ儲けたいだけ、という本音がよくわかった」と指摘した。
 「株は、上がったり下がったりするもの。損することを覚悟で買うものです。そんなデメリットを言わないのは、球団株上場で村上氏だけが儲かることを知っているから」
 村上氏はファンクラブ(約15万人)に球団上場についてアンケートを実施することも求めたが、「年会費を払っているファンしか相手にしないことを明らかにした。甲子園のことを『汚い』と言ってしまった村上氏は、本当の阪神ファンじゃないですよ」と語った。
 そして、「損得勘定抜きで純粋に応援することは、文化です。お金の話を持ち込んでほしくありません」と切り捨てた。


村上氏不利か。
ファンが反対しても村上氏は手を打つのだろうか。
問題はその点だけだ。



次、医療ネタ。


早急な研究を…「キレる子」と「ゲーム脳」の関係

 突発的な攻撃性を示す「キレる子」など、子供の心の問題について科学的観点から専門家が討議した文部科学省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」(座長・有馬朗人元文相)は12日、携帯電話やインターネットによるコミュニケーションや、テレビゲームが脳の発育に及ぼす影響は未解明で、一層の研究推進が必要だとする報告書をまとめた。
 検討会はMRI(磁気共鳴画像装置)などを使った脳研究の急速な発展を背景に発足。子どもの成長に関して科学的に明らかな事実と、データが不十分な議論を整理した。
 インターネットやゲームへの熱中が反社会的な行動につながるという指摘に対しては、「脳の広くに顔を見てのコミュニケーションに反応する部分があるということは大人では分かっているが、ITを通じた顔を見ないコミュニケーションで子どもがどう成長するかについて、科学的データは無い」(津本忠治副座長)として、早急に研究を進めるべきだと結論付けた。
 「キレる子」との区別が難しい心の障害を持つケースについては、現在の遺伝子研究の成果を応用した診断方法の開発を提言。早期発見と治療の道筋をつけるべきだとした。


私もその部類なのかは知らないが、まぁ、研究が有益になるといいですね。
コメント短し。



ラスト、地震ネタ。


パキスタン自衛隊に派遣命令

 大野功統防衛庁長官は12日夜、パキスタン地震の被災者救援のため、陸上、航空両自衛隊計約300人に対し、国際緊急援助隊派遣法に基づき派遣命令を出した。自然災害に伴い国際緊急援助隊として自衛隊を海外派遣するのは、昨年12月のスマトラ沖地震以来。防衛庁は現地での活動期間について「2、3週間を想定している」と話している。


1人でも多くの人命救助を。
ただ、地震からそこそこ時間が経っているので、瓦礫に埋もれている生存者を見つけるのは困難かもしれない。