Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日9個。


まず、電車ネタ2連発。


レールを再現し実況見分

 山形県庄内町で昨年12月、死者5人、重軽傷32人を出したJR羽越線の特急脱線転覆事故で、山形県警庄内署捜査本部は11日午前、現場近くのJR余目駅構内(庄内町)で、事故現場から押収し、組み直したレールと枕木の実況見分を行った。事故直後に実況見分をしているが、脱線過程を詳細に調査、分析するため、改めて3日間の予定でレールと枕木の傷の付き方などをチェックする。


遮断機のすき間から線路へ、女性死亡-JR高崎線

 11日午前5時35分頃、さいたま市大宮区土手町のJR高崎線の踏切で、遮断機のすき間を通り抜けて線路内に入った女性が、金沢貨物ターミナル発横浜羽沢行き貨物列車(20両編成)にはねられ、死亡した。
 列車は約42分停車した後、運行を再開した。
 この事故で、同線上野-高崎駅間などが最大42分遅れ、約3400人に影響が出た。
 女性は80歳くらい、身長約1メートル50。パジャマ姿でサンダル履きだったという。大宮署で女性の身元と事故原因を調べている。


まず、どちらもJR東日本関連ですね。


上の記事。
昨年冬休みの帰郷で遅れた原因の1つとなった、特急いなほの事故です。
突風の影響で車体が浮き上がったと考えられるが、詳しい分析を模型などでするのだろう。
下の記事。
金沢貨物ターミナル…石川じゃないか。
貨物駅に入ったことは無いが、駅らしきもの(駅の構内)は電車から見えます。
んで、この事故の原因が「踏み切りの時間を知ってて、いつもはこの時間に落ちないのになぁ、と思って中に入ったらはねられた」というかなり稀なパターンを想像してしまった。(汗)
…普通に踏み切りの中に入った時点でアウトだが。



次、高速船ネタ。


シートベルト着用を通達

 鹿児島県沖で鹿児島商船の高速船がクジラとみられる物体と衝突した事故を受け、九州運輸局は11日、同社などに衝突事故防止策の徹底とシートベルト着用を求める通達書を手渡した。通達交付の対象は、鹿児島商船(鹿児島)のほか、九州で高速船を運航するコスモライン(同)、JR九州高速船(福岡)、九州郵船(同)、九州商船(長崎)の計5社。


JR九州はビートルでしょうな。
車の名前にもあったとは思うが。



次、政治ネタ3連発。


内調「機密流出の恐れ」、首相に届かず-領事館員自殺

 2004年5月に在上海日本総領事館の館員(当時46歳)が自殺した問題で、自殺の2か月後に現地で調査にあたった内閣情報調査室が、「我が国の機密情報が漏れた恐れがある」とする報告書をまとめ、二橋(ふたはし)正弘・内閣官房副長官に提出していたことが明らかになった。
 報告書は、自殺の背景に、中国の諜報(ちょうほう)機関「国家安全省」の脅迫があることも指摘し、機密流出の有無を徹底調査するよう求めていたが、1年半近く小泉首相に伝わっていなかった。
 官僚の判断だけで、外交機密が漏洩したかどうかの検証が行われなかった可能性が高く、首相官邸の危機管理のあり方に批判が集まりそうだ。
 読売新聞が3月末、自殺した館員が上司の総領事に宛てた遺書の全容を報じたのをきっかけに、複数の政府関係者が、報告書の存在を明らかにした。
 それによると、04年7月初め、内閣情報調査室に、上海総領事館の館員が外交機密の提供を強要されて自殺したとの情報が入った。外務省がこの問題で、中国側に口頭で抗議を伝えただけで事実を解明しようとしない事について、事情を知る同省職員が不満を抱き、政府関係者に相談したことがきっかけだった。
 これを受け、同月中旬、同調査室の担当者が上海入りし、問題の館員が同年5月に総領事館の電信室内で自殺していたことや、遺体の傍に5通の遺書があったこと、さらにコピーをしてあった5通の遺書の内容をそれぞれ確認した。
 同調査室がこの結果を元にまとめた報告書では、自殺した館員に外交機密の提供を強要した「公安の隊長」について、外国に対する諜報活動を行う国家安全省の工作員だった可能性が極めて高いと指摘。5通のうち、自殺に至る経緯を綴った総領事宛ての遺書も、内容が正確かどうか詳細に検討する必要があると分析している。
 特に報告書が不自然だと指摘しているのが、1:自殺した館員が、「公安の隊長」と初めて接触した03年12月から、自殺する04年5月までの経緯が詳細に記されている中、同年2月からの約1か月間分だけが、接触の日時や回数を「自分でも分からない」などと曖昧になっている 2:同僚への遺書には「総領事には例のナンバーは言っていない」といった文言があり、総領事宛ての遺書に真実がすべて書かれていない可能性がある…といった点。
 総領事や同僚への遺書などには、「日本を売らない限り私は出国できそうにありません」など情報漏洩を否定する記述があり、報告書は「意図的な漏洩があったと断定は出来ない」としている。しかし、館員が暗号コードなどを扱う「電信官」の立場だったことから、「館員が日常的に触れていた機密情報について、相手との一般的な会話の中で漏れた可能性もあり、再度、徹底調査する必要がある」と結論付けている。
 同調査室は、この報告書がまとまった直後、首相官邸の二橋官房副長官に提出した。しかし、報告書は小泉首相だけでなく、当時の細田博之官房長官にも届かず、本紙や一部週刊誌が昨年暮れに取材を始めるまでの1年半近く、二橋副長官は指示を出さなかったとされる。
 この問題を巡っては、鹿取克章・外務報道官が1月11日の会見で、昨年暮れの報道があるまで、自殺の事実を官邸に報告しなかった事を公表。安倍官房長官も同日、「官邸に報告はなかった」と述べている。
 読売新聞の取材に対し、二橋副長官は10日、「個別の事案にはお答えできない。この問題については何度も記者会見で答えており、改めて話すつもりはない」と述べた。


安倍長官、総裁選に意欲

 安倍晋三官房長官は11日、共同通信が行った御厨貴・東京大先端科学技術センター教授との対談で、9月の自民党総裁選に関して「小泉純一郎首相を支えていくことに全力を尽くして(職務を)全うしていく。その中でおのずと道が生じてくる」と、出馬への意欲を示し、通常国会終了後に最終的に判断するとの考えを明らかにした。自らが首相になった場合の靖国神社参拝に関し、参拝する意向を示した。


小沢代表に「期待」56%、民主支持層では9割

 今月8、9の両日に実施した全国世論調査(面接方式)で、民主党の代表に選ばれた小沢一郎氏に「期待している」人が「どちらかといえば」を含めて計56%に上り、「期待していない」計40%を上回った。
 民主支持層では90%の人が期待感を寄せていた。民主党の支持率は、14.0%で、3月の前回調査(11.1%)よりも2.9ポイント上昇した。
 小沢代表に期待する人に、その理由を挙げてもらったところ、「政治経験が豊富」58%がトップ。次いで、「小泉首相に対抗できる」32%、「実行力がある」「指導力がある」各28%…などの順だった。偽メール問題への対応で、前原前代表が未熟さを露呈したことから、豊かな政治経験とリーダーシップで「小泉自民党」に対抗して欲しいとの期待感がうかがえた。
 小沢代表が自民党にとって「脅威になる」と回答した人は、「どちらかといえば」を含め計52%。民主支持層では、計85%に達した。自民支持層でも半数近くが脅威を感じていた。
 また、小沢代表が民主党を立て直すことができると思う人は計50%で、「そうは思わない」計43%を上回った。民主支持層では、76%が再生させる事が出来ると見ていた。
 民主党政権担当能力については「ない」が61%で、「ある」は30%だった。調査方法が違うため単純に比較はできないが、前原氏が代表の引責辞任を表明した直後の4月初めの電話による緊急調査(「ない」67%・「ある」22%)より改善した。民主党が野党第1党として、今後の国会にどのような姿勢で臨むべきかでは、「対案路線」が計77%で、「対決路線」計16%を大幅に上回った。

内閣支持率56%に
 一方、小泉内閣の支持率は56.0%で、前回調査に比べ、1.1ポイント増えた。自民党の支持率は42.8%で、前回比0.5ポイントの微増だった。


上の記事。
1年半も隠れていた事件。
何らかの情報が漏れた事はすぐに調べるべきだったし、何らかの対策も施す事ができたであろう。
が、ミスター二橋がその指示に対する処置を何もしなかった。
自らが務める役職に自信が無かったのかもしれないが。
Time is money、そして時は戻す事ができない。
起きてしまったら、それに対して何かをすることしか出来ないのだ。
真ん中の記事。
小泉政権を早く終わらせちゃってください。
次の首相は小泉さん以外なら当分見守ると思うので。
下の記事。
民主党の大失態からトップが交代したが、期待度が数字でうかがえる。
小沢代表と聞いただけで何かをやりそうな気がしないでもない。
現首相にとっては強力な党首に思えるだろう。
今後の民主党に期待です。



次、事件ネタ2連発。


小田原・現金輸送車襲撃、元暴力団員ら男2人を再逮捕

 東京都日野市の百草園駅前郵便局で今年2月、局長が拳銃で撃たれ、現金が奪われた事件で起訴された男2人が、神奈川県小田原市の現金輸送車襲撃にもかかわったとして、警視庁などの合同捜査本部は11日、この2人を強盗殺人未遂と銃刀法違反などの容疑で再逮捕した。
 再逮捕されたのは、無職永井泰宏(45)、元指定暴力団住吉会系組幹部長沢暁夫(46)両被告。調べによると、永井被告は昨年12月7日、小田原市前川のパチンコ景品交換所の駐車場で、現金を運んでいた男性従業員(54)に拳銃2発を発砲。従業員の足に1発命中させて約3週間のけがを負わせた上、現金725万円を奪った疑い。長沢被告は、強盗に使用されることを知りながら、拳銃や実弾を譲り渡すなどした疑い。永井被告らは容疑を認めている。
 捜査本部は、同県大井町内のパチンコ景品交換所で昨年10月、景品を納入しようとした男性が刃物で刺され、重傷を負った事件についても、永井被告の犯行の疑いがあるとみて追及している。


13歳少女がアイドルチケット詐欺、80万円小遣いに

 インターネットの掲示板でジャニーズ事務所の所属タレントのコンサートチケットなどを売ると偽り、ファンから金をだまし取ったとして、奈良県警生駒署は11日、同県内の中学2年の少女(13)を補導、県中央こども家庭相談センターに通告した。
 少女は昨年8月〜今年初め、計67件、約80万円を詐取したといい、「月5000円の小遣いでは足りず、アイドルのコンサートチケットやグッズを買うためにやった」などと話しているという。
 同署によると、少女は昨年12月17日頃、自宅のパソコンでネット上の掲示板に「12月31日のジャニーズコンサートのチケット2枚を譲ります」という偽った内容と自分の携帯メールアドレスを書き込み。購入を申し込んだ神奈川県内の高校3年女子生徒(18)から2枚分の代金14000円をだまし取ったとされる。
 少女は家族に知られないよう、購入希望者に、留守がちな近所の民家を代金の送り先として指定。封書で送られてきた代金をポストから抜き取っていたという。「チケットが来ない」との苦情の手紙を受け取った民家の住人が、不審に思って同署に連絡、掲示板のメールアドレスから生徒の関与が浮上した。


上の記事。
うぅ、犯人の肩書きを見ただけで怖いよ。
泣けてくるよ。
ガラ悪いんだろうなぁ。
下の記事。
「月5000円の小遣いじゃ足りない!?」だと。
何を贅沢言ってるんだ、この小娘が。(おぃ)
俺の小遣いは月6000円だぞ。(暴露)
高校までは5000円、足りないと思う事があっても、そのような悪事には走らなかった。(ちなみに記憶が正しければ中学時代は3000円だったと思う)
魔が差した、なんて言い訳にならないね。(言ってない)
補導なんかで気が済むか!!
俺ならば懲役1年を課せるね。(笑)
…80万もあれば俺は好きなことしてるよ。
この少女がどのような事に使ったかは知らないが、ろくな物に使わないだろうな。
ちっぽけな犯罪に思うかもしれないが、犯罪である事に違いは無いんだよ!!
以上でし。(疲)



ラスト、鯨ネタ。


クジラ激突急増は米軍の強力ソナーが原因?

 日本近海で高速船がクジラとみられる海洋生物と衝突する事故が多発しているが、米海軍の次世代対潜ソナー(音波探知機)がクジラの聴覚器官に悪影響を与えている可能性が浮上している。海洋生物はソナーの大音響で聴覚器官を損傷した場合、方向感覚を失い、高速船の接近を察知できないほか、海岸に漂着するケースもあるという。日本近海では近年、中国軍の潜水艦が活発な動きを見せており、米海軍の哨戒活動がクジラの異常行動を引き起こしている恐れも出てきた。 
 問題のソナーは「サータスLFA」(低周波アクティブ方式探索曳航アレイソナーシステム)と呼ばれ、艦船などに搭載されている。スクリュー音を小さくした潜水艦が増えるなか、潜水艦の行動音を拾うパッシブ方式に代わり、自らロケットの打ち上げ時の爆音に相当する215〜240デシベルの大音響の低周波を発して、相手の位置を探るシステムで、2002年頃から使用しているとされる。
 寒流と暖流がぶつかり、「クジラ銀座」と呼ばれる日本近海では、海軍力を年々増強させている中国海軍が東シナ海ガス田開発にリンクするかのように近年、潜水艦の動きを活発化させている。
 実際、米海軍は2004年、中国の潜水艦が東シナ海の日本領海を侵犯した際も早期に潜水艦の動きをキャッチして日本側に通報していた。
 軍事評論家の江畑謙介氏は「中国がロシアから購入したキロ級潜水艦などはスクリュー音が小さい。元級にいたっては、消音効果に優れたAIP(非大気依存動力)搭載の疑念も持たれている。米海軍が強力なアクティブソナーを使用している可能性は強い」と話す。
 ただ、ソナーが出す低周波はクジラやイルカなど海洋生物がコミュニケーションに用いる周波数に近いうえ、大音響であることから米国内では自然保護団体がクジラなどに聴覚器官に悪影響を与えるとして実験や配備中止を求める訴訟も起きている。
 日本近海では、9日に鹿児島県・佐多岬沖で高速船が海洋生物に衝突したとみられる事故が起きたのをはじめ、今年に入ってから玄界灘でクジラよけの音響装置を設置した日韓高速船が同様の衝突事故を4回も起こしている。2月には千葉県の九十九里浜にイルカ類約70頭が打ち上げられるなど、イルカやクジラの漂着騒ぎも多数起きている。
 米海軍のソナーとクジラとみられる海洋生物の高速船との衝突事故や漂着などとの因果関係は不明だが、クジラは180デシベル以上では聴覚器官を損傷するとされている。
 「魚類の聴覚生理」などの著書で知られる長崎大学水産学部の竹村暘(あきら)教授も「ソナーの大音響でクジラ類が内耳に損傷を受けることは考えられる。その場合、人間が視覚を失うように、方向感覚を失って港や浅瀬に迷い込んだり、船などの接近を察知できなくなる」と話している。


鯨肉が食いたいかも〜♪(汗)
なんて悠長な事は言ってられませんが、米軍のソナーが原因の1つに挙げられる、というわけですな。
鯨が砂浜に打ち上げられたのも最近の事。
この仮説は正しいのかもしれない…。