Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日6個。


まず、エレベーターネタ2連発。


シンドラーのリフト-HPに主張、会社の責任否定

 東京都港区のマンションのエレベーターに都立高2年の男性(16)が挟まれて死亡した事故で、製造会社「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)は事故原因がエレベーターにはないとする主張を7日までに、ホームページに掲載した。一方では「捜査への影響」を理由に住民への説明やマスコミの取材を拒否しており、批判が集中している。また、警視庁は業務上過失致死容疑で今週中にも同社を強制捜査に乗り出す。
 同社が6日付でケン・スミス社長名でホームページに掲載した文書では、「捜査による詳細が出るまで、事故に関するコメントは差し控えさせていただきます」としながらも、「6月6日時点では、この事故がエレベーターの設計や設備によるものではない事を確信している」との主張を掲載した。
 港区側は同社に、住民に経緯を説明する集会への出席を呼びかけたにもかかわらず拒否しており、こうした姿勢に住民らから「無責任きわまりない」と怒りの声が噴出している。
 シンドラー社は一般には知名度はあまり高くないが、スイスに本社がある世界第2位のエレベーターメーカー「シンドラホールディング」のグループ企業。昭和29年の設立で、60年にホールディング社と資本提携し傘下に入った。現在の従業員は約340人で札幌から沖縄まで全国に23の営業拠点がある。
 信用調査会社などによると、平成17年12月期の売上高は約81億円。国内では1%程度のシェアで約6000〜8000台規模。業界関係者は「国内メーカーよりも低価格で、競争入札をしている官公庁がらみの案件で受注しているケースが多い」と明かす。
 別の関係者は「安値での受注を目指すあまり安全性がないがしろにされていたとすれば、本末転倒」と指摘する。多くの人命を救った「シンドラーのリスト」に対して、「シンドラーのリフト」が殺人エレベーターになったのではしゃれにもならない。


各地でトラブル=閉じ込めや段差、扉閉まらず-シンドラー社エレベーター

 東京都港区のマンションで高校生が「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)製エレベーターに挟まれ死亡した事故で、同社製エレベーターに閉じ込められるなどのトラブルが各地で発生していたことが7日、分かった。いずれもけが人は出ていない。
 滋賀県によると、栗東市の県営住宅で5月18日夜、エレベーターが1階到着直前に停止。5人が30分間以上、閉じ込められた。4月に稼働したばかりだが、1階乗り場の扉を開閉するスイッチに、本来接触しないはずのエレベーターの床部分が接したのが原因という。
 京都市では4月8日、京都府立植物園のエレベーターで扉が開かなくなり、観光客7人が約30分間、出られなくなった。また府営住宅3カ所で異音がしたり、扉が閉まらないトラブルがあった。
 福岡市営地下鉄では昨年12月22日夕、地下鉄七隈線梅林駅で4人が約40分間、閉じ込められた。2重の扉のうち内側が閉まらず、安全装置が働いて止まったという。
 同様の閉じ込めトラブルは、神奈川県厚木市川崎市の県営住宅で3件、那覇市内を走る沖縄都市モノレールの駅で3件確認されている。
 福島県会津大では、2月に扉が開いたまま動かなくなる不具合があったほか、静岡県西部の県立養護学校で昨秋、廊下と段差が生じるトラブルが発生。学校関係者は「肉眼で分かる数ミリから数センチの段差だったと聞いている」と話した。


記事のタイトルで私も「シンドラーのリスト」を思い浮かべた。
ただし、それがどんな物語なのかは残念ながら知らない。
エレベーターで命を落としたヤングボーイ、実に残念だ。
慰謝料は取れそうだが。(おぃ)


それにしても、七隈線や沖縄モノレールなど、新しい建造物に使われているみたいですね。
使うのを控えるしかないのかな。(私の近くで見たことは無いが)



次、事件ネタ2連発。


村上容疑者、ライブドアに高値売却-フジTOBを利用

 ニッポン放送株を巡る「村上ファンド」のインサイダー取引事件で、元代表村上世彰(よしあき)容疑者(46)が、2005年1月にフジテレビジョンが同放送株の株式公開買い付け(TOB)を発表した直後、ライブドア側に対し、TOBに応じない代わりに、同放送株の発行済み株式数の10%分を同ファンドから買い取るよう求めていたことが分かった。
 同放送の経営権取得計画が大詰めだったライブドアは要求をのみ、約10%にあたる約320万株を買い取っていた。フジテレビのTOBを利用し、高値売り抜けを図った「村上流投資術」の一端が浮かび上がった。
 関係者によると、村上ファンドは、幹部が2004年11月10日、フジテレビ幹部と会った際、「TOBを実施したら協力してもらえるか」と打診を受け、フジテレビがTOBをするとの確証を得た。村上容疑者もフジテレビ幹部と面談した際に、「TOBをするなら協力する」と話していたという。


秋田鬼母「もっと川の近くに捨てたかった」

 秋田県藤里町の米山豪憲君(7)殺害事件で、死体遺棄容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)が、能代署捜査本部の調べに、豪憲君を遺棄した場所について、「もっと川の近くに捨てるつもりだった」と供述していることが7日分かった。4月に川沿いで発見された長女の彩香さん(当時9)と同様の状況をつくり、彩香さんの"事故"と関連付けて再捜査させる狙いだったとみられる。
 捜査本部によれば、畠山容疑者は、豪憲君の殺害を認める一方、「家のなかに(豪憲君の)死体があったので、車に積んで1人であそこに捨てた」と供述しているという。殺害現場は自宅の玄関とみられている。
 また、遺体を乗せた車で、自宅から遺棄現場に向かう途中、一旦は別の場所で遺棄しようとしたが断念したとも供述。日中で明るく、目立つこともあり、人通りの少ない場所を探して現場付近を彷徨っていたとみられる。
 畠山容疑者は、豪憲君が行方不明となった日の行動について、午後2時から4時までは自宅にいて、その後、車で15分ほどの実家に向かい、午後5時半頃に夕食の買い出しで実家近くのスーパーに出かけ、午後8時頃自宅に戻ったと話していた。
 これまでの調べで、5時半頃スーパーで買い物している様子が防犯ビデオなどで確認されている。遺体の遺棄現場も実家から車で5分ほどの場所にあり、捜査本部では買い物を言い訳に外出して遺体を遺棄していた可能性もあるとみて、時間の特定を急いでいる。
 ただ、畠山容疑者は、捜査と関係のない話は冗舌に語るが、質問が事件の核心に迫ると黙り込んだり、「体調が悪いので横になりたい」「つらいから薬を飲ませて」などと話して取り調べを拒んでいる。このため、1〜2時間の休憩を挟みながらの聴取が続いている。
 畠山容疑者の口からは、いまだに豪憲君や両親に対する謝罪の言葉は出ていないという。
 これまでの検証作業で、畠山容疑者宅の玄関付近と車内で、豪憲君のものとみられる血痕と尿の後が見つかっている。このほか、豪憲君の遺体にウサギの毛が付着しており、畠山容疑者が数カ月前まで自宅でウサギを飼っていたことも分かっている。


上の記事。
村上氏はライブドアニッポン放送の株騒動でかなり儲けたらしいですが、このような手段をとってたとは。
それならば、いくらかの儲けは確実に入る。
それに、TOBでの儲けもあったかもしれない。
そうなると、多額の利益が村上ファンド側に入る事となる。
それにしても、ホリエモン村上ファンドも、一時は騒がれたが、このような事件に発展すると、何とも居えなくなるなぁ。
下の記事。
殺したのであればさっさと白状する。
「つらいから横になる」とか、良心があるように見せかけるのは止めた方が良い。
見せ掛けだけではどうしようもないのだから。



ラスト、詐欺ネタ2連発。


小嶋容疑者、詐欺罪で起訴=木村容疑者、姉歯被告も-東京地検

 耐震強度偽装事件で、東京地検は7日、構造計算書が虚偽と認識しながら、11人からマンション代金約4億円を受け取ったとして、詐欺罪で、ヒューザー(破産手続き中)社長小嶋進容疑者(54)を起訴した。
 偽装を認識してホテルの工事代金約2億円の支払いを受けたとして、同罪で木村建設(破産)元社長木村盛好容疑者(74、建設業法違反罪で起訴)を、建築基準法違反罪で、元1級建築士姉歯秀次被告(48、建築士法違反の幇助罪で起訴)をそれぞれ追起訴した。
 詐欺容疑で逮捕された木村建設元役員(51)については、関与の度合いが低いとして、処分保留のまま釈放した。


W杯観戦ツアー、旅行会社は実在せず

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の観戦ツアーをインターネット上で募集している「東京都知事登録旅行業者」を名乗る業者が、実在していないことが7日、わかった。
 この業者は、登録番号や事務所所在地を偽っており、都や国土交通省は「詐欺の可能性もある」として、注意を呼びかけている。
 ホームページ上では、この業者は「武南興産」が運営する「WC-tours事務局」で、事務所の所在地は東京都中央区銀座とされており、旅行業者の登録番号も記されている。
 「クロアチア戦弾丸ツアー」(1泊3日)を、チケット代を含めて24万8000円で販売するなど、約30種類のツアーを企画。これまでに240人分のツアーを完売したとしている。


上の記事。
ヒューザー社長も逮捕。
結局、関係者がほとんど逮捕されてる気がする。
下の記事。
何時見ても、「弾丸ツアー」って凄いね。
それにしても、W杯詐欺をするとは…侮れないグループだ。


サイト発見したので報告。(WC-tours)