Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日6個。


まず、食料ネタ。


米牛肉輸入禁止解除、合意へ-再開は7月下旬に

 BSE(牛海綿状脳症)の危険部位混入を受けた米国産牛肉の輸入禁止措置をめぐり、中川昭一農水相20日閣議後会見で、日米両国政府が同日夜にも解除で合意するとの見通しを明らかにした。
 実際の輸入再開は、7月下旬になる見込みだ。


むぅ、輸入再開ですか。
前みたいな、検査不備はもう止めてほしいのです。
そして、食の安全をアメリカに教えるのです。
そういう堅いところが日本らしいのですが。



次、シンドラー社ネタ。


またシンドラーのリフト、女性10分間閉じ込める

 シンドラーエレベーターの不具合が次々と発覚…。名古屋市中区の市営住宅大須荘(13階建て)で18日夜、居住者の親族の女性がシンドラー社製のエレベーターに約10分間閉じ込められる事故が起きたことが20日までに、分かった。東京都港区で高校生が死亡した同社製エレベーターとはタイプが違うという。
 市住宅都市局によると、大須荘のエレベーターは1基。女性は18日午後8時45分頃、3階からエレベーターに乗ったが、1階で扉が開かず閉じ込められた。約10分後、13階の住民が1階に降りようとボタンを押したところ上昇。女性は13階で外に出られたという。
 このエレベーターでは2003年6月22日、巻き上げ機のベアリング破損で夫婦2組が約2時間20分、閉じ込められる事故があった。
 一方、新潟市新潟勤労者総合福祉センターでも今月17日、シンドラー社製のエレベーター3基のうち1基が、異常停止していたことが分かった。同社などがほかの2基を含め緊急点検したが、原因不明のまま運転を再開した。
 しかし、市は停止原因が不明であることを重視して、使用停止を要請。センター側は19日午後、次回点検の26日まで、異常停止した1基の使用停止を決めた。


シンドラーのリフト
危険な危険なシンドラーのリフト
事件が起きてない所もあるけど、注目度ナンバー1のシンドラーのリフト
本社はスイスだけど、日本のシンドラー社は安いだけだったのかもしれない…。
安全性がかなり疑われてるし。



次、自衛隊ネタ。


陸自活動に市民の謝意=サマワ

 小泉首相20日陸上自衛隊イラク南部サマワからの撤退を発表したことについて、サマワでは「自衛隊の活動に感謝している」と謝意を表す市民がいる一方、「占領軍の一部がいなくなるだけだ」とする冷めた声も聞かれた。教師のサルマン・ダリルさん(31)は「日本は多くの学校を修復し、病院にも医療機器を提供した。自衛隊にはもっといてもらいたい」と残念そうだった。


派遣の直接原因が微妙だったが、何とか役立ったみたいだ。
しかし、今日の夕方のニュースでは、「他国の軍隊に守られながらの活動は幾らかの疑問がある」と言っていた。
まぁ、「他国に守られながら」ってのは確かにツッコみどころだね。
でも、他国に守られず、単独行動だったら、すでに小泉首相の椅子は無かっただろうね。(笑)



次、海外ネタ2連発。


中国で検索エンジン使用不能

 中国の大手サイト「新浪網」など複数のインターネット検索エンジンが19日から使用できなくなっており、中国政府による検閲強化の影響との見方が20日までに強まっている。香港英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、当局が政治的に微妙な言葉を検閲するよう求めたのに対し、検索エンジン側が対応できなかったことが原因と指摘している。


韓国「燃料注入は未完了」、米も「未確認」-テポドン

 韓国の情報機関、国家情報院は20日北朝鮮による弾道ミサイルテポドン2号」の発射準備に関する国会情報委員会への報告で、ミサイルへの燃料注入は完了していないとの判断を伝えた。
 同委員会に出席した議員が明らかにした。
 それによると、国情院は、「発射台周辺で観測された約40基の燃料タンクだけでは、約65トンの燃料が入る(と推定される)ミサイル推進体を充填するには足りず、燃料注入が完了したと見るのは難しい」と報告したという。
 20日付米ワシントン・ポスト紙は、米政府高官3人の話として、北朝鮮が長距離弾道ミサイルへの燃料注入を完了したとの報道は不完全な情報に基づいていると語った。


上の記事。
中国は資本社会に移行しようとしているように見えるのだが、やはり社会主義の影響が濃い。
いや、未だに社会主義国か。
ただ、検閲という考えが古のものになってしまった日本にとっては、どうでも良い話なのかもしれない。
下の記事。
テポドンが何かと騒がしいですね。
どこを照準に狙ってくるのだろう。
ワシントンD.C.かニューヨークか…。
大穴で東京!?(汗)



ラスト、裁判ネタ。


最高裁「無期」破棄、高裁差し戻し-山口母子殺害

 山口県光市で平成11年、会社員の本村洋さん(30)の妻(当時23)と長女(同11カ月)が殺害された事件で、殺人や窃盗などの罪に問われた当時18歳の少年だった元会社員の被告(25)に対する上告審判決が20日午後、最高裁第3小法廷で開かれた。最高裁無期懲役とした控訴審判決を破棄し、広島高裁に審理を差し戻した。最高裁は「無期懲役を破棄しなければ、著しく正義に反する」と述べ、差し戻し後の広島高裁判決では、死刑が言い渡される公算が大きくなった。
 判決によると、被告は11年4月14日夜、光市にある本村さん宅のアパートに排水検査を装って上がり込み、室内にいた妻を殺害した後、暴行を加え、さらに長女が泣き出したため、床に叩きつけて首を絞めて殺害した。県警は4日後、目撃情報などから、殺人容疑で被告を逮捕した。
 今回の最高裁で争点となったのは、被告の年齢と被害者数だった。
 少年法は18歳未満への死刑適用を禁じているが、18、19歳の「年長少年」については、最高裁が昭和58年、連続射殺事件の永山則夫元死刑囚(事件当時19、平成9年死刑執行)の第1次上告審判決で、死刑適用は許されるとの基準を示した。
 元会社員は事件当時18歳1カ月。最高裁としては、千葉県市川市の一家4人殺害事件の死刑囚(事件当時19歳1カ月)を下回り、「新たな基準」となる。
 次に争点となったのは被害者数。男女2人を拉致、リンチを加えて殺害した名古屋アベック殺人事件では、当時19歳だったリーダー格の被告は1審死刑だったが、2審で「矯正の可能性が残されている」と無期懲役減軽、確定した。
 光市の事件でも、被害者は2人。だが、被告は乱暴目的で妻を殺害し暴行。長女は「うるさい」という動機だけで殺害しており、検察側は「冷酷非情」として死刑相当と主張していた。
 1、2審は「殺害に計画性はない。被告は精神的に未熟で更生の可能性」を理由に、無期懲役としていた。


テレビでは、被害者の夫が悔やんでました。
広島高裁に戻すのではなく、最高裁自身で判決を出して欲しかった」と。
また、本日1限目にあった、法を学ぶの先生は、「裁判官もメディアを気にする。多分7割近くは最高裁が判決を出すだろう」と言ってた気がする。


事件自体は残虐性が強いと私は思う。
テレビではとある作家が次のようなことを言っていた。
「長女までも殺す必要は無かったはずだ。何故なら、警察が聞いても、何も答えられないからだ」


長女の将来が一瞬で壊された事に、かなり腹立たしい気持ちや悔しいと言う気持ちが生まれたであろう。
そして、被害者の夫の発言から、それが感じられる。
私の妻と長女を殺した少年には、を持って償うしか方法は無い」と。


私もそういう事件はイケイケ派(?)なので、同感である。
死刑を廃止しようと考えている団体もあるが、それは当分難しいのではないだろうか。
死刑が世界にある限り、死刑は無くならないのだから…。