Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

RB X-Alps 2011 Day-5 to 7

2003年より奇数年開催のレッドブル・Xアルプス。前回は2009年開催でした。(公式サイト)
自分の足とパラグライダーで距離を稼ぐ(ターンポイントを制覇する)競技です。


ルール説明と1〜5日目ログはこちら



某所の浅田ログと公式ニュース(official記載分)からの記述(5日目後半〜6日目終了分)。時間は日本時間です。

前回分のログで、最後の方に「思いっきりTP4通過してる選手が居るんだけど」とコメントしたが、後に主催側から「ログ出してくれ」と要請があり、確認したらOKだったようです。

(7/22 14:20 official)
再び飛行日和がやってきたかも。夕方前まではほとんど雨に邪魔されない予報。

(7/22 14:45 official)
N.Virgilio(ポルトガル)、最下位脱落ルールにより失格。彼はトンネルを使用した事により、6時間の停止ペナルティを受けていた。
ちなみに、最後尾の6名は8km以内にひしめいており、誰が脱落してもおかしくはなかった。ただ、TP4の周辺はいい天気だと思うから、今日は追い上げも可能なはず。
ポルトガルチームのコメント: 「いやぁ、なんて素晴らしいアドベンチャーレースなんだろう。みんな、メッセージをありがとう。そして、残ってるチームの健闘を祈るよ。目的がある事が特権なんだよね。スタッフも良かったし、次回も参加したい」

(7/22 15:45)
赤牛X-Alpsは日本チームがぎりぎり最下位脱出。強制終了を逃れました。彼の動画、思わず和んでしまった…。 今日の天候は良さそうなので、距離を稼げるんじゃないかなぁ、と大会側はにらんでいます。てか、少しでも距離つめてくれなきゃ、次(2日後)脱落だし。

(7/22 15:50)
ただ幸運な事に、ワースト6人は10km離れていないので、逆転が可能な位置だったりする。ライバルを出し抜いて長距離飛行に成功すれば、モナコに大分近づくはず!!
ちなみに日本チーム、トップのスイスチームが通過して約2日半(60時間)後になって、TP4付近の似たようなポジションに来ました。これじゃ、フィニッシュの48時間ルールにも引っかかりそうだわ…。(滝汗)

(7/22 18:00)
チャンプ凄いなぁ。そろそろCP5だし。 日本チーム(24位/24)はCP4アタック前。飛行でCP4をパスするつもりなのかな? うん、上手くいって欲しいね。 CP4は日本を含め、未通過は残り3人です。

(7/22 18:25)
トップのスイスはCP5を通過したっぽい。2位ルーマニアは80km差で追撃。 日本チームは動いてないけど、今後の挽回に期待。また48時間猶予が与えられた訳だし。

(7/22 19:54 official)
V.Sprungli(フランス)が飛行中にワイヤーが切れるアクシデント。緊急用パラシュートで木に飛び降り、無事だった。

(7/22 20:45 official)
解説によると、C.Maurer(スイス)は上手くいくと、本日か明日中にはTP6をクリアしそう、との事。
そして彼は、本日だけで既に100km以上飛行しているらしい。

(7/22 22:30 official)
P.Carter(南アフリカ)、前日には治療を受けていたそう。飛行中に眠ってしまい、少し経って気づいたらしい。
過去に心臓発作を起こした事がある方だそう。その影響があったのかな?

(7/22 23:13 official)
V.Sprungli(フランス)がアクシデントの影響で失格に。

(7/23 00:10 official)
C.Maurer(スイス)、ロカルノ(スイス)周辺の飛行高度制限に引っ掛かってる可能性があるらしい。トラックログを調査中。

(7/23 00:25)
携帯からトラックログは見れないけれど、ニュースはチェック。 先頭のスイスチームに24時間ペナルティの可能性が…。そうなれば、レース展開としては面白くなりますね。

(7/23 07:16 official)
C.Maurer(スイス)、ロカルノ(スイス)周辺の飛行高度制限に引っ掛かってたので、本日11時より24時間停止ペナルティが決定。

 
…で、以下は7/23開始時(昼11時前)の順位。TP5を2名が通過、TP4を23名全員が通過。

P Name Nat Remains   P Name Nat Remains
1 C.Maurer SUI 320km   13 E.Griaznov RUS 574km
2 T.Coconea ROM 493km   14 P.Carter RSA 620km
3 M.Gebert GER 517km   15 P.Faron POL 629km
4 T.de Dorlodot BEL 526km   16 S.Nash GBR 634km
5 F.van Schelven NED 533km   17 J.Skrabalek CZE 641km
6 J.Chambers GBR 545km   18 A.Frotscher ITA 641km
7 C.Latour FRA 555km   19 M.Fanderl CAN 647km
8 J.Makkonen FIN 556km   20 M.Romero ARG 656km
9 P.Guschlbauer AUT 561km   21 O.Fernandez ESP 658km
10 M.Muller SUI 564km   22 M.Matsubara JPN 659km
11 H.Eichholzer AUT 568km   23 R.Pethigal BRA 686km
12 H.Rejmanek USA 572km

あくまで直線距離勝負。残距離が長い選手の方が順位が低い。


ログ続き。7日目の前半分で、時刻は日本時間。

(7/23 14:00 official)
素晴らしい天候が2日続いた後は、低気圧がやってくるようだ。
公式には「昨晩イタリア北部に雨が降ったので、今日は飛ぶにしても暑くない日だ」とのこと。
トップのスイスチームが24時間ペナルティに入っているので、2位のルーマニアが捉えるのも時間の問題…。

(7/23 14:56 official)
トップと一時170kmもあった差を、追走グループがどれだけ縮めるかが今日の課題だろう。

(7/23 18:00 official)
過去4大会を見てると、5日目あたりで壁にぶち当たる選手が多いらしい。

(7/23 19:45)
赤牛X-Alpsは日本チームが再び最下位に落ちてました。1チーム消えたので、23チーム中23位です。 本日はブログに書いた通り、トップがペナルティで足止め中なので、挽回組に期待です。と言っても、深夜遅くまでは見ないけど。