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My dogma and bias - 独断と偏見

開幕前最後のバルセロナテスト…事前情報

formula1.comで掲載されてる記事の翻訳ものです。

バルセロナテスト事前情報…メルボルンへのカウントダウン!

(記事URL)

 メルボルン(オーストラリアGP)開幕まで残り2週間です。しかし、各チームにはマシンの競争力をアップするためのチャンスが残されています。このバルセロナテストで開幕へのステップアップになるでしょうか。テストは木曜日からスタートします。
 現在、ほとんどのチームが新車で前2つのプレシーズンテストを終え、このテストで開幕戦への景気づけです。現時点で、どのチームがリードしているのかが、一目瞭然となるでしょう。

赤牛
 現時点で、彼らは下駄を履かせているのかもしれません(タイムシートでトップになったのは1度だけ)。RB8が今年もチャンピオンの有力候補であることに間違いはないし、猛牛が目の前にいるという恐怖心で、身震いするような雰囲気だろう。さて、この新車も再びエイドリアン・ニューウェイのすばらしい作品となるであろう。初日にウェバーが走らせ、ウェバーとヴェッテルが交互にドライブする予定だ。

マクラーレン
 バトンとハミルトンが互いに走らせるようだ。2人の英国人はMP4-27の戦闘力を確信している。そして、おそらくメルボルンでレッドブルのライバルになる第1のチームだろうと、ほとんどの人が予想している。

跳ね馬
 赤牛やマクラーレンに追いついて欲しいとは思うが、果たしてどうだろうか。現時点でまだ、彼らはF2012の基本的な能力を計っているように見える。スロースタートに肩をすくめたチームは、マラネロの工場へ駆け寄り、マシンの弱点の洗い出しやマシン性能そのものの理解を深めていた。それらがサーキットでのパフォーマンスに行かされることを願いながら。マッサが初日と3日目、アロンソが2日目と4日目に走らせる予定だ。

メルセデス
 チームは最初のテストでの新車起用をせず、工場での開発に時間を注いだ。F1 W03は今回で2度目のテストとなる。リアディフューザーの処理に関しては幾つかの噂があり、パドックはその状況を見守っている。ロズベルグが初日と3日目、ミハエルが2日目と4日目に走らせる予定だ。

ロータス
 カタロニアサーキットでマシンの走行距離を稼ぎたかった。しかし、新車の不良箇所を見つけ、テストで予定していたプログラムはすべて中止。工場へと帰還した。そしてE20の足回りを修正し、ライコネンとグロージャンの忙しい日々がまた始まろうとしている…。

フォース・インディア
 ロータスは豆鉄砲を食らう形となったが、一方、中位グループのライバルとなるフォースインディアは順調なスタートだった。ヒュルケンベルグとディ・レスタの2人は、すでにマシンのポテンシャルを感じ取っている様だ。

とろろそば、ザウバー
 トロロッソは、若いドライバーにプレッシャーが掛かっているようだ。両チームのマシンはヘレス→バルセロナと順調な雰囲気で、さらにこのテストで景気づけをしたいところだ。

ウィリアムズ、ケータハム
 ウィリアムズのFW34は、既に信頼性を十分に理解できる距離を走っている。次は速さを求める段階だ。ケータハムにも似たようなことがいえる。コバライネンとペトロフの4日間が始まる。

マルシア、HRT
 マルシアは18番目(最終)のクラッシュテストに不合格となり、バルセロナテストへは不参加。予定していた新車は開幕戦まで待つこととなった。しかし、彼らの直接のライバルとなる、HRTのF112はクラッシュテストを合格し、最終日にカーティケヤンが走らせる予定である。テストが成功することを、指を絡ませて祈りながら…。

参加予定リスト(3/1-4)

レッドブル ウェバー ヴェッテル ウェバー ヴェッテル
マクラーレン バトン ハミルトン バトン ハミルトン
フェラーリ マッサ アロンソ マッサ アロンソ
メルセデス ロズベルグ ミハエル ロズベルグ ミハエル
ロータス グロージャン グロージャン ライコネン ライコネン
フォース・インディア ディ・レスタ ヒュルケンベルグ ディ・レスタ ヒュルケンベルグ
ザウバー ペレス 小林可夢偉 ペレス 小林可夢偉
トロロッソ ベルニュ ベルニュ リチャルド リチャルド
ウィリアムズ マルドナド マルドナド/セナ セナ セナ/マルドナド
ケータハム ペトロフ コバライネン コバライネン ペトロフ
HRT - - - カーティケヤン

開幕まであと2週間!! 開幕戦が楽しみです。
また、レッドブルとかが希望していた日程変更(3/2-5)は行われないこととなりました。