悲劇で幕を閉じたウェールズ(号外)

SS15でマーティンの車が立ち木に激突。マーティンは無事だったものの、コ・ドライバー(マイケル・パーク)が死亡した。このアクシデントの影響により、プジョーは失格(マシンを撤退させた)、総合結果からグロンホルム(#7)と3rdカー(#21)のニコラス・ベルナルディが抜けることとなった。
また、総合結果はSS15まで(暫定扱い)、SS14と15を走ってないマシンにはトップと同タイムが与えられる。完走は63台。

ロウブが「こんな状況で王者になりたくない」というわがまま(とはいえ私も理解できる)で、最終チェックポイントの到着時刻をわざとずらして到着。このペナルティで降着。
優勝はソルベルグとなった。
2位・デュバル、3位・ローブ。

ポッサム・ボーンさんが2年前に亡くなった時、新井さんが追悼の意をこめてボーンさんのマシンでラリー北海道を走りました。

モータースポーツは危険であり、今日もこうして人命を失うような事故が起きてしまったことを悔しくも思う。
マイケル・パークさん、本当にお疲れ様でした。

Michael Park 22.06.1966-18.09.2005

 Michael Park, one of the top co-drivers of his generation, has died as a result of injuries sustained in an accident on the final leg of Wales Rally GB. As co-driver to Markko Martin,"Beef", as Park was affectionately known, enjoyed consiberable success with the Estonian during three seasons at Ford before joining Peugeot for 2005.

 Park - a rally enthusiast since the age of 10 - gained experience with some of Britain's top talents. He worked with former world champions Richard Burns and Colin McRae as a gravel note expert while co-driving for both David Higgins and Mark Higgins in the British national series. His big break, however, came when he teamed up with the emerging Martin as a privateer pairing in a Toyota Corolla for the 2000 World Rally Championship season.

 After a string of impressive performances the pair were signed up by Subaru for 2001, before moving to Ford, where they evolved into one of the leading driver/co-driver combinations in the WRC. In 2003 they took two rally victories, in Greece and Finland, and improved on that figure with three wins in 2004.

 The pair are lying fourth in this season's title race after securing four podiums in a season dominated by Citroen's Sebastien Loeb. Their performances had been instrumental in Peugeot's challenge for the manufacturer's championship, with the team lying six points behind French rivals Citroen.

 Michael is survived by wife Marie and children William and Victoria. "wrc.com" sends its condolences to Michael's friends and family.


　マイケル・パーク、彼の世代のコ・ドライバーの中で優秀な人で、彼はウェールズラリーGBの最終レグのアクシデントで命を落としてしまった。マーティンからは「ビーフ」と呼ばれ、パークは経験を生かし、時に考慮しながらも、プジョーに入るまでの3シーズン、フォードで成功をエストニア人(マルコ・マーティン)と分かち合ってきた。
　パーク(10歳からラリーファン)はイギリス最高のドライバーの何人かと共に経験を積んだ。 彼はイギリスの国内シリーズにおける、デヴィッド・ヒギンズとマーク・ヒギンズの2人のコ・ドライバーをしている間も、グラベルの専門家として、元世界チャンピオンのリチャード・バーンズとコリン・マクレーと共に働いていた。しかしながら、彼がマーティンとともにトヨタ・カローラで2000年のWRCに出場したとき、彼の旬が訪れた。
　一連の迫力あるパフォーマンスの後に、2人は2001年、スバルのワークスに登録された。フォードに移籍する前には、彼らがWRCでの有力なコ・ドライバー/ドライバーペアの1つにまで発展した。2003年、彼らはギリシャとフィンランドで勝利し、2004年には3勝と、彼らは進歩してきた。
　彼らはシトロエンのセバスチャン・ローブに支配されたタイトル争いで4位に位置している。 彼らのパフォーマンスはプジョーチームの助けになっているものの、コンストラクターズタイトルにおいて、フランスメーカーのライバル、シトロエンに6ポイント差で負けている。
　マイケルは妻のマリー、子供のウィリアムとヴィクトリアを残して死んでいった。"wrc.com"は弔慰をマイケルの友人と家族に送る。

英文はWRCオフィシャルから引用。日本語訳は正確ではありません。参考程度にお願いします。