Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日3個。
ジャンル分け、コメントは無しで。


自宅室内撮影、公共性なし…読売主筆が勝訴

 自宅室内にいた際の写真を週刊文春に掲載され、プライバシーを侵害されたとして、読売新聞グループ本社渡辺恒雄会長・主筆が発行元の文芸春秋と同誌編集長に慰謝料などを求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。
 貝阿弥誠裁判長は「社会の正当な関心にこたえた写真とは認められず、プライバシーの侵害に当たる」と述べ、同社と編集長に200万円の支払いを命じた。
 週刊文春は、渡辺主筆がガウンをはおって自宅の窓際に立っていた姿を無断で外部から望遠レンズで撮影し、写真2枚を昨年8月26日号に掲載した。
 判決は、「人はだれしも自宅室内では他人の視線から遮断され、社会的緊張から解放された無防備な状態にある。その姿を撮影され公表されないことは、個人の人格的利益として最大限尊重され、法的に保護されるべきだ」との判断を示し、渡辺主筆は公的存在ではあるが、自宅室内での写真掲載を我慢しなければならないものではないと述べた。
 また、渡辺主筆は当時、巨人軍オーナーを辞任した直後だったが、自宅室内での姿はそうした社会的活動とは何ら関係なく、報道として公共性が認められない以上、写真の掲載は免責されないと結論づけた。
 渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆の話「人には他人の視線から遮断されるべき私的領域があり、それを侵害した本件写真に公共性はないことが明確にされた。プライバシーの保護と報道の自由の均衡を考慮した妥当な判決と考える。この写真の掲載は私に多大な苦痛を与えたが、今後は文芸春秋がその伝統にふさわしい取材報道活動を行うことを希望する」
 鈴木洋嗣・週刊文春編集長の話「当方の主張が認められず残念。今後のことは判決文をよく検討して決定したい」


球団上場の可否問うファン投票、当面見送り-阪神電鉄

 村上世彰氏率いるMACアセットマネジメント(村上ファンド)が阪神電気鉄道株式の筆頭株主となり、プロ野球球団・阪神タイガースの上場を求めている問題で、阪神電鉄が球団上場の可否を問うファン投票を当面見送る方針を固めたことが、27日分かった。
 阪神電鉄は「1000万人を超えるファンの意見を反映するのはほぼ不可能」(経営幹部)と判断した。有識者約10人の意見を独自に聞いた結果、「上場は必要不可欠と認められない」との結論も得ており、11月4日のプロ野球オーナー会議で、こうした方針を報告する。
 村上ファンドが球団上場を求める姿勢を崩していないことから、阪神電鉄は今後、実務者協議などで粘り強く理解を求めていく。
 有識者への聞き取りは、阪神電鉄側が独自に人選し、経営幹部らが集約した。経済学専攻の大学教授、スポーツ専門の企画担当者、法律家らが対象で、「プロスポーツ運営に資本の論理はそぐわない」「阪神タイガースが株式を上場してすぐに資金を調達する必要性がない」など、否定的な意見が大半だった。
 ただ、一部に「村上氏の提案はタイガースに限定した事ではなく、球界全体の構造改革に触れている」との見方もあったという。


韓国外相、首相の靖国参拝に抗議-日韓外相会談

 町村外相は27日、東京・麻布台の外務省飯倉公館で、韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相と会談した。潘外相は、17日の小泉首相靖国神社参拝について「(韓国)国民は失望している。国民の気持ちを踏みにじるもので、国際的な理解も得られていない」と抗議した。
 また、新たな戦没者追悼施設建設の予算計上を要求した。12月に予定されている盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領の来日については、「現状では厳しい雰囲気である」と述べた。
 首相の靖国参拝について、町村外相は「追悼や不戦の誓いのため」と、理解を求めたが、議論は平行線をたどった。追悼施設については「国民世論を考えて対応する。(韓国側の)希望は首相に伝える」と述べた。
 町村外相は、11月中旬に韓国・釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際に、日韓の首脳会談と外相会談を行うことを提案した。潘外相は、外相会談には応じる考えを示したが、首脳会談は「大統領に伝える」と述べるにとどまった。
 一方、両外相は、日本と韓国の歴史研究者らでつくる日韓歴史共同研究委員会について、新しいメンバーを加えて、年内に初会合を開く方向で準備作業を進めることで一致した。
 研究委員会には、日韓両国の歴史教科書を研究テーマにした「教科書小グループ」を新設する。

こういうニュースの書き方もいいかもしれない…。
疲れてなければコメントは入れるが。(読む人は皆疲れることを祈るか?)