Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

Robert Kubica, young Pole F1-driver

ネタ元:F1GPニュース


久々にF1ニュース見たので特集。(このニュースサイト、F1以外のトピックはあまり詳しくないけれど…)
ロベルト・クビサの動向が心配だったのもありますし。
彼と関係ないニュースが下の方にありますが、ご愛嬌でお願いします。


・6月11日分(レース当日)

BMWクビサは安定

 カナダGP決勝中に大クラッシュしたクビサだが、BMWの発表によれば状況は安定してるという。現在は精密検査を受ける為に、ヘリコプターで病院へと搬送された。
彼のマネージャーによれば「彼とは話を出来たし、意識もある」と語っている。


クビサ、明日退院

 カナダGP中に大クラッシュしたクビサだが、明日には退院出来る事になりそうだ。骨折といった噂もあったが、BMW側によれば奇跡的に無傷で、明日には退院が出来そうだという。
 なお、マリオ・タイセンはアメリカGPへの出場については「インディアナポリスで判断する事になる。メディカルチェック後に判断する」としている。


クビサ、足首を捻挫

 カナダGPで大クラッシュしたロベルト・クビサの病状が明らかになっている。入院している病院側の発表によれば、足首の捻挫と軽い脳震盪があるという。ただし、一晩安静にしてメディカル・チェックを受ければ、明日にも退院できるという。


トゥルーリクビサのアクシデントにショック

 クビサの大クラッシュはヤルノ・トゥルーリとの接触によるものだった。トゥルーリはレース後このアクシデントについて次のように語っている。
「彼が左手のコース脇にいるまでは彼のことを見ていない。ただ接触については右手だったと思う。右リアタイヤが切れていたからね。彼が動いたか、ミスをしたかはわからない。正直、僕は僕のラインを守っていただけであり、ブロックするような事はしていないんだ。レース後、ロベルトのマネージャーとはあったよ。僕はドライバーであると同時に人間なんだ。本当にショックだった。僕は自分のラインを守っていたら、後部から追突された。本当にショックだったんだ。セイフティカーと同時にメディカルカーも現場に駆けつけていたけど、あまり情報が無かったんだ。」


BMWクビサ起用有無は木曜日に決定

 カナダGP決勝で大クラッシュしたクビサのインディ出場が気になるところだが、BMW側は木曜日にその判断をするとしている。万が一クビサが出場出来ない場合、ベッテルもしくはグロックのいずれかが出場する事になる。


・タイセン、F1の安全性を称賛

 カナダGPでロベルト・クビサは大クラッシュを演じている。一歩間違えれば大惨事となっていたようなクラッシュだったが、マリオ・タイセンは次のようにコメントしている。
「10年前にこのような事故が発生していれば、彼は助かっていなかったと思う。こうした大きな事故にもかかわらず、無傷でドライバーが帰ってこられることは本当に素晴らしい。」


10年前のセーフティーレベルで死んでたかは分からないが、少なくとも15年前のレベルでは死んでたと思う。
彼は本当に運が良かった。素晴らしいドライバーになって欲しい。(既にその域に近づこうとはしてるが)


・タイセン、情報があがってこなかった

 BMWのマリオ・タイセンは、クビサの事故後の情報連携に不満を抱いている。彼は次のように語っている。
「コントロールセンターに居たけど、アクシデントが発生して15分は情報があがってこなかったんだ。そのため、メディカルセンターに駆けつけたら、既に病院へと搬送されていたんだ。アクシデントの前まではプラン通りだったし、表彰台も勝ち得ることが出来たはずなだけに残念だよ。」


グロック、100%出す

 次戦インディアナポリスクビサが欠場した場合、ティモ・グロックが代役としてレースに出場する可能性が高い。グロックはこの事について、次のようにコメントしている。
「もちろん、誰かが傷つくようなことは嫌だよ。ただチームが僕を起用することを決めたのならば、僕は100%の力を出し尽くすよ。」


もし出場する事になれば、私は彼を信じるよ。
もちろん、ポイント奪取だよね〜♪(笑)


クビサ、入院後の第一声は?

 現在大事をとって検査入院しているロベルト・クビサだが、彼が病院に到着して初めて発した言葉が「来週の日曜日、インディアナポリスのレースに出場出来る?」だったという。
 事故直後、一時的に意識を失っていたものの、その後は足の捻挫と脳震盪をある彼は、明日も神経系の検査をした上で退院が決まる。


クビサ、22歳。元気です。(おぃ)
しかし、レーシングドライバーとしての執念は強いように思える。違う意味でタフだ。


・デニス、クビサは死んだかと思った

 マクラーレンロン・デニスは、クビサのアクシデントを見た時、彼は他界してしまったのではと思ったという。
「映像で見たときは、本当に心配していたんだ。死んでしまったのではと思ってしまった。だけども彼のところに駆けつけると、彼は話をしていた。本当に嬉しかったよ。こうした状況下だけども、良かったと思う。」
 今回の事故発生直後、1994年のイモラを思い出したファンも多い事と思う。


ちょっとデニスさん…それは言いすぎだろ、と言いたいところだが、正直自分も思ったので反論しません。


・6月12日分(レース翌日)

クビサ、退院

 月曜日、ロベルト・クビサは無事モントリオールの病院を退院している。退院に際し、彼は次のようにコメントしている。
「見て頂いてわかるように、僕は大丈夫だよ。インディアナポリスでのレースにはドクターのOKが出れば是非とも出場したいと思っている。気分は非常に良いよ。あれだけ大きなアクシデントなのに、本当にラッキーだったと思う。」


クビサ、ほとんど無傷でよかったです。
本当に心配したんだからね。
…泣いとこう。


・6月13日分

・ラウダ、私の時代だったら死んでいた

 元ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダは、ロベルト・クビサのアクシデントがラウダ現役時代に発生していたら、確実に死んでいたとコメントしている。
「あれだけにインパクトがあれば、私の時代だったら確実に死んでいたよ。」


これは言えてますね。


BMWクビサ欠場の場合はエンジニア変更

 BMWは今週末のアメリカGPにロベルト・クビサが出場出来ない場合、エンジニアも変更する予定である事を明らかにしている。これは通常は機会の無いエンジニアに経験を積ませる為で、その彼はビザの発給を待っている状況だという。


なかなか画期的だと思われます。
しかし、クビサの担当エンジニアは何をするのだろうか…。


・オーデット、F1の安全性を絶賛

 スーパー・アグリのダニエル・オーデットは、カナダGPで大クラッシュしたにもかかわらず、無事にほとんど無傷だったクビサのアクシデントについて、FIAの安全面での取り組みを評価している。
「ロベルトが大丈夫だったと聞いて嬉しかったよ。アクシデントを見た時は最悪な事を連想していた。10年前であれば、確実に彼は他界していただろう。ただ安全面での改善が素晴らしく、HANSをはじめとして彼を助けたんだ。事故自体は本当に信じられないものだった。彼はラッキーだったとも言えるけど、マックス・モズレーチャーリー・ホワイティング、そしてFIAの安全面での取り組みに感謝しないとね。我々も今季2度クラッシュテストで不合格となっている。この時は不平を言ったが、今ではマックスやチャーリーに感謝しているんだ。」


・6月14日分

クビサ、生きていることが奇跡

 カナダGPから無事生還したロベルト・クビサは、ブリック誌のインタビューの中で次のようにアクシデントを振り返っている。
「アクシデントのビデオを見たけど、こうして座っていられる事が本当に幸せだよ。あのアクシデントの時、ヤルノは通常のラインを走行すると思っていたんだけど、接触してしまい、フロント・ウィングがマシンの下に入ってしまったんだ。それでコントロール不能に陥ってしまった。こうした事は時に発生するものだよ。誰かを責める事は出来ない。モータースポーツであり、危険については十分に承知しているよ。」


生きててホントによかった。
じっくりと休養して頂きたい。


・有名医、クビサに死の恐れ

 ロベルト・クビサインディアナポリスに強行出場し、同じような衝撃を受けた場合は最悪な場合は脳が腫れて死に至る恐れがあると警告している。
 シド・ワトキンス博士も同様に、かなりのリスクがあると警告している。


で、デンジャー!!(おぃ)


・6月15日分

クビサ欠場、ベッテル出場

 今週末のアメリカGPにロベルト・クビサは大事をとって欠場し、その替わりにセバスチャン・ベッテルが出場する事が決定した。
 これはFIAの医師がクビサへの出場を認めなかった為、今後フランスGP前に再度検査を行い出場が判断される。
 クビサはこの決定に次のように語っている。
「非常に体調が良いだけに、今回決定には失望している」


仕方ない。
医者の言う事には耳を傾けないと。

P.S.
ポーランド人単体を指す時はポールなのね…。
ポール・ポジションを印象付けるなぁ。