Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

第1戦・オーストラリアGP

可能な限り、おさらいしたいと思います。

予選

P # ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 スタート
1 4 ハミルトン マクラーレン 1'26"800 0"618 1'25"626 0"157 1'24"922   1
2 3 バトン マクラーレン 1'26"832 0"650 1'25"663 0"194 1'25"074 0"152 2
3 10 グロージャン ロータス 1'26"498 0"316 1'25"845 0"376 1'25"302 0"380 3
4 7 シューマッハ メルセデス 1'26"586 0"404 1'25"571 0"102 1'25"336 0"414 4
5 2 ウェバー レッドブル 1'27"117 0"935 1'26"597 1"128 1'25"651 0"729 5
6 1 ヴェッテル レッドブル 1'26"773 0"591 1'25"982 0"513 1'25"668 0"746 6
7 8 ロズベルグ メルセデス 1'26"763 0"581 1'25"469   1'25"686 0"764 7
8 18 マルドナド ウィリアムズ 1'26"803 0"621 1'26"206 0"737 1'25"908 0"986 8
9 12 ヒュルケンベルグ フォースインディア 1'27"464 1"282 1'26"314 0"845 1'26"451 1"529 9
10 16 リチャルド トロロッソ 1'27"024 0"842 1'26"319 0"850 no time   10
11 17 ベルニュ トロロッソ 1'26"493 0"311 1'26"429 0"960     11
12 5 アロンソ フェラーリ 1'26"688 0"506 1'26"494 1"025     12
13 14 小林 ザウバー 1'26"182   1'26"590 1"121     13
14 19 セナ ウィリアムズ 1'27"004 0"822 1'26"663 1"194     14
15 11 ディ・レスタ フォースインディア 1'27"469 1"287 1'27"086 1"617     15
16 6 マッサ フェラーリ 1'27"633 1"451 1'27"497 2"028     16
17 15 ペレス ザウバー 1'26"596 0"414 no time       22
18 9 ライコネン ロータス 1'27"758 1"576         17
19 20 コバライネン ケータハム 1'28"679 2"497         18
20 21 ペトロフ ケータハム 1'29"018 2"836         19
21 24 グロック マルシア 1'30"923 4"741         20
22 25 ピック マルシア 1'31"670 5"488         21
    107% ルール 1'32"214 6"032        
23 22 デ・ラ・ロサ HRT 1'33"495 7"313         -
24 23 カーティケヤン HRT 1'33"643 7"461         -

ペレスはギアボックス交換のため、5グリッド降格。

決勝

P # ドライバー チーム 時間 トップ差 前者差 SG
1 3 バトン マクラーレン 58 1:34'09"565     25 2
2 1 ヴェッテル レッドブル 58 1:34'11"704 _2"139 0'02"139 18 6
3 4 ハミルトン マクラーレン 58 1:34'13"640 _4"075 0'01"936 15 PP
4 2 ウェバー レッドブル 58 1:34'14"112 _4"547 0'00"472 12 5
5 5 アロンソ フェラーリ 58 1:34'31"130 21"565 0'17"018 10 12
6 14 小林 ザウバー 58 1:34'46"331 36"766 0'15"201 8 13
7 9 ライコネン ロータス 58 1:34'47"579 38"014 0'01"248 6 17
8 15 ペレス ザウバー 58 1:34'49"023 39"458 0'01"444 4 22
9 16 リチャルド トロロッソ 58 1:34'49"121 39"556 0'00"098 2 10
10 11 ディ・レスタ フォースインディア 58 1:34'49"302 39"737 0'00"181 1 15
11 17 ベルニュ トロロッソ 58 1:34'49"413 39"848 0'00"111   11
12 8 ロズベルグ メルセデス 58 1:35'07"207 57"642 0'17"794   7
13 18 マルドナド ウィリアムズ 57 1:32'57"859 1 Lap (アクシデント)   8
14 24 グロック マルシア 57 1:34'54"824 1 Lap 1'56"965   20
15 25 ピック マルシア 53 1:30'30"587 5 Laps (油圧)   21
16 19 セナ ウィリアムズ 52 1:27'08"928 6 Laps (マシンダメージ)   14
      規定周回数 52          
- 6 マッサ フェラーリ 46   12 Laps (マシンダメージ)   16
- 20 コバライネン ケータハム 44   14 Laps (サスペンション)   18
- 21 ペトロフ ケータハム 38   20 Laps (ステアリング)   19
- 7 シューマッハ メルセデス 10   48 Laps (ギアボックス)   4
- 10 グロージャン ロータス 1   57 Laps (接触)   3
- 12 ヒュルケンベルグ フォースインディア 0   58 Laps (マシンダメージ)   9

ファステストラップはジェンソン・バトン。完走16台、完走率72.73%。
コンストラクターズはマクラーレン(40)、レッドブル(30)、ザウバー(12)、フェラーリ(10)、ロータス(6)のトップ5。


予想結果

予想 P 決勝
ハミルトン 1 バトン
バトン 2 ヴェッテル
グロージャン 3 ハミルトン
ウェバー 4 ウェバー
ヴェッテル 5 アロンソ
ロズベルグ 6 小林
マルドナド 7 ライコネン
ヒュルケンベルグ 8 ペレス
リチャルド 9 リチャルド
小林 10 ディ・レスタ

ウェバーとリチャルドが当たったようです。ニアピンもいくつかあったけど…やっぱり難しいなぁ。(汗)

コメント集 (URL)
(3/21追記)

Winner : J.バトン
「私が勝ってきたレースにはすべてに意味があったけれど、今日はどうすれば確実に勝てるのかを証明した。過去2シーズンの開幕戦はとてもやきもきしてたけれど、今日のこの結果には非常に励みになった。(中略) スタート直後、私は最初の2周でDRSを作動させないよう、逃げなければならなかった(DRS…前方との差が1秒未満のとき、3周目から作動)。ハミルトンも後からしっかりついてきて、彼を突き放すのは難しい状況だった。しかし、結果的にレースはスムーズに進んだ。レース中、私が1番心配したのはセーフティーカーだった。当時、後続に10秒差をつけて安心していたものの、SC導入で差は0となった。さらに、18時を過ぎて日は沈み始め、SCのペースで走行する中で、タイヤの熱を維持するのが難しくなってきた。まぁ、終わってみれば杞憂だったんだけどね。 (以下略)」

4th : ウェバー
「この結果にはそこそこ満足しているよ。予選はとても難しい状況だったが、レース中のラップタイムは良かった。スタートに失敗し、1コーナーでマシンにサンドウィッチされた。僕はリタイアしたくなかったから、懸命にコースを維持したさ。1コーナーでマシンにダメージを受けていないかを確認しながら走った最初のスティントだが、オプションタイヤ(ソフト)での走行はとても難しかった。その後、プライムタイヤ(ミディアム)に切り替えたら良いペースだったし、どうにかチェッカーを受けることができた。 (以下略)」

5th : アロンソ
「チームは今日のレースがとても複雑だったことをよく知っているが、どうにか数ポイント獲得できたことに僕は喜んでいる。今日はいいスタートで、序盤は何台か追い抜いたりしていた。セーフティーカーの後はマルドナドとのタフな順位争いだった。私がため息する一瞬のうちに彼はコースオフしたが、彼はここ数周で非常に私に接近していた。実際に彼の方が速かったし、私は要所要所でKERSを使用し、どうにか順位を維持している状況だった。だから、このような事故で彼のレースが終わってしまったことには残念に思うし、彼に対して、とても恥ずかしく思う。(中略) マシンはレッドブルやマクラーレンには及ばないけれど、メルセデスやロータスには優っているように感じたよ。 (以下略)」

6th : 小林可夢偉
「今日はとてもハッピーだ、チームにとっても自分にとっても、ね。6位フィニッシュでシーズンをスタートできるのは、とても嬉しいよ。スタート直後、セナが目の前でスピンしたが、幸運にも彼を回避することはできた。だけど、ペレスは僕を避けきれず、リアウィングにダメージを負ったんだ。ダメージのおかげでレースペースに悪影響を与えたし、走行も非常に難しかった。でも、1周で2つ順位を上げたんだ。僕は2ストップ作戦をとり、最初と真ん中はソフト、最後はミディアムで走った。しかし、2度目のピットストップはセーフティーカーのタイミングと重なり、ちょっとした不運となった。その後は9位を走行していたが、最終ラップ、マルドナドのクラッシュや、ペレスとロズベルグのバトルのお陰で、僕は6位でフィニッシュできた」

7th : ライコネン
「こんな感じは今までに無かったね。昨日の予選で失敗したから、今日は力まずに走ることができた。だからレースも良かったのかな。(中略) 今週末は理想とかけ離れた結果だったけど、マシンは安定してたし、7位フィニッシュで入賞を果たしたことは、収穫となったはずだよ」

8th : ペレス
「ギアボックスの交換により最後尾スタート。だからレースで失うものは何一つなかった。スタート直後、カムイの後ろの12番手で走っていた時、セナのマシンを避けたが、その先にはカムイが居て、彼のリアウィングに接触してしまった。その結果、フロントウィングにダメージを負うこととなったんだけど、今日の苦難に比べれば、それは1つのトラブルに過ぎなかったんだ。タイヤの摩耗をコントロールし、燃料をコントロールしながら、私は順位を守るためにバトルをしてきた。本当につらかった。最終ラップでマルドナドがクラッシュしたが、その破片を拾ってしまい、ペースが落ちた。その時にロズベルグがオーバーテイクを仕掛けてきて、接触した。チェッカーを迎えた時にはもう、タイヤは完全に寿命を終えようとしていた。最終ラップで順位を落としたことには残念に感じているけど、カムイが6位入賞、私が8位入賞と、チームにとってはポジティブなレースだった。だからハッピーだよ」

9th : リチャルド
「最終ラップは訳が分からなかった。前方に何台もマシンが居る中、青旗が見え、とにかく1台は抜くように走ったんだ(11位だったから)。本当にカオスだった。だが、一瞬前が見え、前方のマシンの動きを理解した。そして、まずはベルニュにアタックした。彼は13コーナーで必死にポジションを維持していたが、切り返して9位に上がった。最後の数周はクレイジーな状態で、限界までプッシュした。(中略) こうしてF1初ポイントを、母国オーストラリアの大声援の中で獲得できた。本当に最高な週末だったよ」

もう少し追記する予定。