Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

フォーミュラ・ニッポン・最終戦

昨日は、フォーミュラ・ニッポンの最終戦鈴鹿で行われた。
チャンピオン王手は3人。
トップは、PIAA NAKAJIMAのアンドレ・ロッテラー(#31)が33ポイント。
2位にDoCoMo DANDELIONのリチャード・ライアン(#40)が29ポイント。
3位にmobilecast IMPUL井出有治(#20)が26ポイント。
この3人に絞られて、予選。


6日に行われた予選とスペシャルステージ(俗にスーパーポール、トップ10が1周限りのアタックで最終グリッドを決める)では、R.ライアンがポールを獲得。
ロッテラーは8位、井出は9位からのスタートとなった。


7日、鈴鹿サーキットでの決勝。
序盤からかなり順位が入れ替わる。
このレース優勝候補のPIAA NAKAJIMA、特に小暮卓史(#32,ランキング6位)の2台が揃って順位ダウン。
ライアンがレースをリードする。


ピットは確実に1度入るルール(一部サーキットを除く)なので、全チームがピットに入るが、最初に入ったのは、調子が悪そうなPIAA NAKAJIMA勢。


中盤、終盤とロッテラーが勢いを取り戻す。さらに、優勝以外にチャンピオンになれない井出もぐんぐんと順位を上げていく。
ただ、序盤からのリードを築いたライアンは井出のチームメイト、ブノワ・トレルイエ(#19,ランキング4位)に同時ピットインの時に抜かれる。
井出も終盤追い上げ、ライアンを抜く。


終戦鈴鹿はハラハラする展開だった。
井出は最終ラップ、トップのトレルイエに追いついて、優勝するかと見られていたが、監督はチームオーダーを出さず、そのままでチェッカー。


今シーズンのフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンは、3位で完走したR.ライアンの手に。
ランキング2位に、7位完走のA.ロッテラー。3位が井出。
チャンピオンと2位の獲得ポイントは33点と同点、3位の井出も32ポイントと、僅差での決定となった。


また、F1と違って、このレースは10,6,4,3,2,1の6人ポイントなので、7位以下には点は入らない。
なので、終盤のロッテラーの追い上げにより、チャンピオンが誰になるのか、チェッカーが振られるまで分からなかった。


明日からまた学校だ。
頑張ろう。神戸。

※ F1とは違うカテゴリーなので、今回のネタはスペシャル扱いにしておいた。