Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

ヨーロッパGP後夜祭

某ニュースサイトからのドライバーコメント。


F.アロンソ(優勝)

2番手でも充分に満足だったんだ。だけども我々は非常に速く、マクラーレンとキミをずっとプッシュしたんだ。最終的には彼等がタイヤ・トラブルに見舞われた。我々は今日非常に幸運だったと思っているけど、非常に速かったことも事実だよ。

スタート直後の事故について。

スタート直後、僕は第1コーナーでレースを終えていたかもしれないんだ。誰が後ろから追突してきたのかはわからないし、何かが壊れていたかもしれない。だけども僕は問題ないと感じており、スタートでかなりロスしてしまったけども2位で十分だと思っていたんだ。

ライコネンの事故について。

最終ラップ、約1秒程度彼の後ろを走行していた。まずは心配をしたよ。残骸がコース上にかなりの量が散乱していたからね。マシンやタイヤの残骸を避け、そして幸せをかみしめたよ。チーム側からは「P1だ」とだけ言われたんだ。ニックとは19秒もの差があっただけにプッシュはしなかったよ。

N.ハイドフェルド(2位)

正直驚いているよ。ポールを獲得したとはいえ、勝てるとは思っていなかった。すべてがパーフェクトに進めば3位にはなれるだろうと思っていたんだ。確かに勝利をしたいよ。だけども、この2位でも非常にハッピーなんだ。

R.バリチェロ(3位)

スタート直後の第1コーナーというものは、オーバーテイクのチャンスであり、そして混乱を招くものでもあるんだ。今回、僕はフェルナンドと並んでいたんだ。僕が向きを変えると、突然2台のマシンが横切ってきた。ウィリアムズともう1台他のマシンだった。僕の前に来たから、右に曲がるところを、左に曲がらなければならなかったんだ。そのため混乱の中、大きく順位を落としてしまった。残念だったよ。15秒以上はロスしたと思う。だけども、僕はプッシュし続けたんだ。オーバーテイクは非常に難しかったけど、それが出来た。非常に良い作戦だったと言えるね。

フェラーリ復活について。

ここに来たメンバーも、ファクトリーのメンバーも非常に素晴らしい仕事をしてくれている。マシンは非常に信頼性が高いし、エンジンも非常に良い。タイヤもファンタスティックだよ。我々はまもなく復活する。今回から最終戦まで非常に強くなるんだ。願わくば、すぐにでもレースに勝ち続けることになるだろう。

D.クルサード(4位)

スタートは非常に満足していたんだ。チーム側には事前に第1コーナーではインサイドを保ったままにすることを言ってあったんだ。昨年のアクシデントを見ていたからね。その後は最初のセクターではマシンは速く、そして競争力もあった。それだけに、ピットレーンでミナルディの前に出るためにミスをしたことが悔やまれる。ほんの少し早くリミッターを解除してしまったんだ。その(ピットレーン速度違反の)ために(ドライブ・スルー)ペナルティを受けてしまい、表彰台を失ってしまったんだ。ただ、今回のレースには満足しているし、結果はハッピーだよ。

タイヤのレギュレーションについて

このレギュレーションは、オーバーテイクの面やエンターテイメント性からは良いことなんだと思う。ただ、危険が増したことだけは疑問の余地がないよ。だから、非常に関心を寄せている。FIAの立場としては、ドライバーが決断すればいいとしている。タイヤ交換してレースを捨てろということだよ。今回のレース後半で僕もひどいバイブレーションを抱えており、視界が悪かったんだ。だけども4番手のポジションを失いたくないからレースを続行したよ。

M.シューマッハ(5位)

事実は、今日は速くなかったということだよ。いつもであれば、予選よりもレースでは速かった。だけども、今回についてはそうじゃなかったんだ。いつもであれば、レース中は誰よりも僕たちは速かった。だけども今回に関しては予選でも遅かったし、レースでも速くはなかったんだ。

J.トゥルーリ(8位)

ポイントを獲得出来て、何もないよりかは良かった。ただ、もっと多くのポイントを獲得出来たはずなんだ。グリッド上でエンジン始動のトラブルが発生し、若干数秒ではあったもののメカニックが離れるのが遅れた。それが原因でドライブ・スルーペナルティを受けてしまった。この事で僕のチャンスが完全に奪われてしまったんだ。トラフィックに捕まり、ここではオーバーテイクが不可能なだけに、本当にいらいらとしてしまった。だけどもプッシュし続け、ライコネンのリタイアもありなんとかポイント獲得できたよ。予選はかなり良かっただけに、表彰台もしくは勝利を得られたかもしれないと思うと残念でならない。

J.バトン(10位)

ここではなかなかの強さを見せるだろうと思っていたんだ。それだけに、今日のレースでのペースはサプライズだったよ。マシンはかなりオーバーステアだったんだ。だけどもターンインの時にはアンダーステアになってしまっている。だからきちんと状況を理解出来ないでいるんだ。今回のレースでは非常に苦闘してしまったよ。

追記。

ここに来るまでは非常にポジティブだったんだ。予選はアタック順が最初の方だけに、厳しくなることは最初からわかっていた。だけどもレースについては速さがあると思っていた。だからトップ・チームと同じペースでレースが出来ると思っていたんだ。それだけにレッドブルが我々よりも速かったことはサプライズだったんだ。非常に奇妙であり、理由がわからない。今回は全くグリップがなかったんだ。これは重大な問題だよ。

タイヤのレギュレーションについて。

僕はルールに問題があるとは思えない。タイヤのことをエアロ面やダウンフォース面などからも気を遣うのも仕事の一部だよ。そうすれば問題は発生しない。僕のタイヤも溝がかなりなくなってきていたけど、運転はまだまだ出来たよ。運転して楽しくはなかっただろうけどね。ライコネンの問題は、タイヤの同じ場所で何度もロックさせてしまったからだろう

そして…K.ライコネン(11位・完走扱い)

ずっとレースを支配していた最終ラップにリタイアすることになり、本当に失望している。右フロントにフラットスポットが出来るまでは、マシンのバランスも良かったんだ。だけども、このフラットスポットのためにひどいバイブレーションが発生してしまい、最終的にはサスペンションが壊れてしまった。これでチャンピオンシップで非常に重要なポイントを失ってしまったが、我々には非常に競争力の高いマシンがあることだし、残りシーズンも可能な限りベストを尽くしてレースを勝ちにいくよ。

と、チーム監督のロン・デニス(マクラーレン)

キミはジャック・ヴィルヌーヴをパスする際に右フロント(タイヤ)にフラットスポットを作ってしまったんだ。それからというもの、フロント・サスペンションに異常なまでのバイブレーションが発生してしまった。その後の15ラップ、キミはバイブレーションにより非常に視界が悪化した中で、うまく状況に対処してきたんだ。そしてチームはタイヤの状況についての議論を重ねていた。そして勝利を目指すという結論を出したんだ。キミを含めて、この件についてはチーム内の誰も後悔をしていない。ただ、最終的にはサスペンションが壊れてしまったんだ。

ライコネンに対する戦略について。

人生は危険があふれている。今回の決定は100%正しかったと思っているよ。我々はここに勝ちに来たのだからね。今回のレースで3位になることを選択することもあり得た。だけども我々はチャンピオンシップを戦っており、勝利を目指しているんだ。リスクを取り、そして今回はその代償を払ったんだよ。

クリスチャン・ホーナー(レッドブル)

今季ラップリーダーになれるなんて思ってもいなかった。レースでトップを走行しているなんて、夢のようだったよ。1ラップか2ラップ(実際には1ラップ)だけだったけど、チームにとって初めてのラップリーダーは本当に素晴らしかった。ただペナルティでピットインすることになってしまったのは残念だったけどね。もっとも、今回こうして5ポイント獲得出来たことは良い結果だよ。既にジャガーの最多ポイントに並んだ。これからももっとマシンは発展するし、エンジンもアップグレードするよ。

ライコネンについて。

明らかにタイヤが原因によるサスペンショントラブルだよ。なぜあんなにフラットスポットが出来ているのに、ハードにプッシュしなければならなかったんだ?管理することも今もレギュレーションではレースの一部だよ。

マーク・ウェバー(リタイア)

ニックも僕も明らかに第1コーナーまでに少し遅れてしまった。そしてファン・パブロに接触してしまったが、このことについて弁解をするつもりはない。ヤルノに抜かれないように踏ん張っていたんだ。彼が前にいることがレース展開上は非常に重要だからね。ただ、コーナーで向きを変えることが出来なかった。本当に残念だよ。今日はニックとは異なる良い戦略を持っていたのにね。

と、エンジン供給元、BMWからマイク・タイセン

彼とは話をしていないが、ビデオを見る限りは早めに曲がれるかのごとくだったね。彼はブレーキを遅らせたのだろうけど、そこにはスペースはなかったんだ。あの衝突は避けられたはずだよ。

タイヤのレギュレーションについて。

タイヤ交換が可能なルールの方が、我々としては良いよ。ただ、このレギュレーション導入の理由は、コスト抑制だ。ただ、スタンダード・タイヤを使用してテスト抑制すればコストは抑制可能だ。したがって、我々としてはタイヤ交換を出来るようにして欲しい。

ウェバーのチームのテクニカル・ディレクターのサム・マイケル(ウィリアムズ)

ウィリアムズが同じ状況におかれても、我々は同じ選択をしただろう。勝てそうな時に、そのポジションを放棄してしまうことは非常に難しい。それだけに、やれることはすべてやり尽くすだろうね。だからこそ、今回のマクラーレンの件については理解できるよ。批判するのは簡単かもしれないけど、同じ状況になれば同じことをするはずだよ。

支離滅裂な点があったらごめんなさい。
ニュースサイトからそのままコピペしてるんで。(汗)