Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

Driver's comments

いつも通り、某ニュースサイトから。


K.ライコネン(優勝)

今日は少しラッキーだったよ、ただ、前戦は非常に不運だったけどね。10ポイント獲得し、そして確実にチャンピオンシップ争いに復帰できた。今回はすべてのことがうまくいっていたんだ。今回のレースから導入した新ブレーキも、新エンジンも全く問題が発生しなかったんだ。


M.シューマッハ(2位)

優勝できると思った瞬間があるんだ。64ラップ目にキミがターン4でミスをした。この時『グレート』と思ったよ。だけども、彼はうまくリカバリーをしてしまったんだ。


T.モンテイロ(10位・3周遅れ)

非常にきつく、長いレースだった。セイフティカーが入ってきてから、タイヤの温度を保つことが厳しくなったんだ。今回のレースで新人記録(新人での連続完走レース数)を達成出来た。このことは本当に嬉しいよ。こうした信頼性の高いマシンを提供してくれるチームには感謝したい。


F.アロンソ(リタイア)

良い日じゃなかったね。マシンのライトが消え、電子システムがトラブルに見舞われ若干のタイムをロスした。ピットストップでも、リグのトラブルに見舞われてしまった。最終的には、最終シケインでワイドに走行してしまったために、ウォールに接触し、マシンにダメージを与えてしまったんだ。本当に残念な結果だよ。この週末はこれまでパーフェクトだっただけにね。


J.バトン(リタイア)

完全に僕のミスだよ。直前のコーナーであるヘアピンで少しワイドに走行してしまい、シケインではアンダーステアが発生してしまい、ウォールに接触してしまった。シケインをショートカットすべきだったのかもしれないが、それではミハエルを前に行かせることになってしまう。ただそれはしたくなかったんだ。4位で終わるくらいならば、3番手のままクラッシュした方が僕は良かったんだ。


G.フィジケラ(リタイア)

今は本当についていないよ。悲しすぎるよ。トップ快走中にまたトラブルに見舞われてしまった。良いレースをしていたんだ。戦略は良かったし、マシンバランスも良かった。プッシュはしていたけど、タイヤやブレーキを最後まで持たせるため、いたわっていたんだ。だから100%では攻めていないよ。ここで1-2フィニッシュ出来る可能性があったのにね。ハイドロ系のトラブルにより、シフトアップ出来なくなり、そしてリタイアすることになってしまったんだ。


J-P.モントーヤ(黒旗失格)
レースの感想。

このチームで僕の初勝利が間近だっただけに、残念でならない。チーム全体がベストを尽くそうと一生懸命してくれている。ただ、完璧なことなんて何もないんだ。今回はセイフティカーが導入された時点で直ぐにピットへと呼び込んでくれればこんな事にならなかったのにね。このことにより、赤信号無視をしてレースを終える事になってしまったんだ。

今までの1年の失格劇(昨年のカナダ・アメリカ、今年のカナダ)を振り返って

ここ数年のペナルティで、大きなペナルティはいつも僕に対してのように思えるよ。裁定は少しアンフェアだとは思うんだ。ただレーススチュワードの決定なだけに、受け入れないとね。

カナダでの満足した点について。

チームがセイフティカーに気がつくのが遅れ、彼等がピットインの指示を出してきたときには既にピット入り口を過ぎていたんだ。レース後、チームはこの件について謝ってきたよ。ただ勝てたレースだったからね、自分に競争力があるのがわかり、それには満足している。


フラビオ・ブリアトーレ(ルノー・チーム監督)
2台リタイアについて。

F1ではこんな日もあるよ。良いことが起きることもあれば、そうじゃないときもある。今回は悪いことが起きたまでなんだ。ただ、両マシンとも、そして両ドライバーとも競争力が高かったということは非常に重要なことだよ。このドラマの埋め合わせをするためには、まだ充分に時間があるよ。

レース後のフィジケラの激怒(度重なるリタイア)について。

我々はフィジケラに給料を支払っているのは、レースをさせるためであり、彼が怒らないようにするためではない。もしこれが嫌ならば、彼は移籍すれば良いんだ。

ルノー危機説について。

モントーヤの失格は少しだけ気分を楽にさせてもらったよ。チャンピオンシップはまだまだオープンだし、まだまだ長い。アロンソは確かに今回ミスをした。だけども彼はまだ23歳の若者だということを思い出して欲しい。とにかく、マシンに競争力があることは十分にわかってモントリオールを後にするよ。


ロン・デニス(マクラーレン・チーム監督)
モントーヤの判定について。

1-2フィニッシュ出来たんだ。我々はここに両チャンピオンシップを戦いに来たんだ。レース後に黒旗に対しする抗議をしても意味がない。ただ、今回のペナルティが犯した罪に対して適当だったかは疑問だよ。

モントーヤを黒旗にしてしまった3つのミスについて。

まずは最初のピットストップで2位でレースに復帰できるところ、ピットアウトするときに彼がミスをしてしまった。そしてセイフティカーが導入された時点で、我々は彼を直ぐにピットインするようにしなかった。そして最終的にはピットアウトするときに彼は赤信号を無視してしまったんだ。1-2になれただけに、本当に残念だよ。ただ、キミが素晴らしいレースをしてくれたおかげでその失望も少し和らぐけどね。


コレン・コリス(ジョーダン・マネージング・ディレクター)

結果には満足していないよ。ミナルディが彼の前にいることについては満足出来ない。これはいたって普通のことだよ。ただ、彼のことに満足していないということでは全くない。私が彼のことを大いに気に入っていることは、彼もわかっているだけに、あらためて何も言う必要はないし、問題もない。


ペーター・ザウバー(ザウバー・チーム監督)

今回の結果には非常に満足している。フェリペはここ2戦不運なレースが続いたけど、それがようやく好転した。素晴らしいドライビングをして、そしてレースをコントロールしたんだ。特にレース終盤はね。


P.ストッダート(ミナルディ・チーム監督)

疑いもなく、今回のレースはミナルディにとって今季最強のレースだった。クリスチャンが素晴らしいパフォーマンスで11位でフィニッシュした。パトリックについては、ハイドロ系が原因となるパワステのトラブルでリタイアすることになってしまったが、PS05のパフォーマンスはまだまだのびしろがあり、次戦インディアナポリスが楽しみだよ。


ジャン・トッド(フェラーリ)

この結果には非常に勇気づけられる。だけども、我々の目的は勝利することだということは忘れてはいけないんだ。また勝利を出来なかったんだよ。とはいうものの、レース前は両ドライバーが表彰台を獲得出来ればよしとしただろうね。


マーティン・ウィットマーシュ(マクラーレン)

今日のスチュワードが決定したことは非常に厳しいよ、それは今日の結果にとってだけでなく、インディの予選に対してもね。ドライブスルーペナルティが妥当だとは思うが、こうしたレース失格処分は厳しすぎるね。ただこれを受け入れ、そして乗り越えなければならないんだ。


ロス・ブラウン(フェラーリ)

運とはチャンスを待つということなんだ。そして我々はその運を得たんだ。今季は不運にもたくさん恵まれただけに、この結果により当惑するようなことはない。ただ、現時点でマシンには必要なパフォーマンスを備えていない。それを幸運により補えたんだ。あと必要なのはさらなるパフォーマンスだよ。