Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日6個。


まず、メディアネタ。


米メディアの「下品な内容」への苦情、第2・四半期は激減

連邦通信委員会(FCC)は28日、テレビ番組やラジオ放送に対して寄せられた「下品な内容」に関する苦情件数をまとめたデータを発表した。それによると、第1・四半期は15万7016件だったのに対し、第2・四半期は6161件と、前期から96%以上激減した。
 FCC広報担当のローズマリー・キンボール氏は第2・四半期の苦情件数が大幅に減少した理由について言及せず、第1・四半期の件数が多かった理由についても述べなかった。
 FCCの記録によると、苦情件数がこれほど少なかったのは、同件数がわずか351件だった2003年第2・四半期以来。


アメリカ…やはりそういうのに苦情する人も居るんですね。(当たり前か)
とは言え、前の3ヶ月より96%減少って凄すぎ。
FCCが両方について何も意見しないのが少し気になるが。



次、事件ネタ2連発。


教職員3人殺傷の17歳少年、初公判で殺意否認

 大阪府寝屋川市の市立中央小学校で今年2月、教職員3人が殺傷された事件で、大阪家裁から検察官送致(逆送)され、殺人と殺人未遂などの罪に問われた同小卒業生の少年(17)の初公判が29日、大阪地裁(朝山芳史裁判長)であった。
 少年は罪状認否で、犯行の事実関係を認めたが、「『刺す』という言葉は頭に浮かんだが、殺す目的があったかどうかわからない」などと述べ、弁護側も、少年の精神的な障害を理由に「刺すことで人が死ぬということは、全く考えていなかった」と殺意を否認。「犯行時は心神耗弱状態だった」と主張し、保護処分が相当として家裁への移送を求めた。
 検察側は「少年は、対人関係の構築などが困難な発達障害」とする捜査段階での精神鑑定を証拠請求した。弁護側は採用に同意したものの、責任能力の有無に関して争う姿勢を見せ、再鑑定を請求した。こうした障害の程度を巡って、刑事罰か保護処分かが争われるのは極めて異例。
 検察側は「障害の程度は軽く、生活に著しい支障もない」とし、「犯行時の記憶は詳細で、許されないことだと十分に認識しており、完全責任能力が認められる」とした。


根室沖の漁船転覆、船内から新たに2遺体発見

 北海道根室市納沙布岬沖の海上で、同市落石漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第3新生丸」(19トン、中村明美船長)が転覆した事故で、巡視船「えりも」により根室市沖までえい航された同船内から、2人の遺体が発見された。
 根室海上保安部などは、遺体の身元確認を急いでいる。


上の記事。
事件当時はかなりの衝撃がありましたね。
ニュースで頻繁に出てましたし。(1ヵ所集中型報道…どの局もやってたね)
精神病であるかないかは、医療関係者が判断するわけだが、私の思いとしては、通常の罰則で適応していただきたい。


下の記事。
海上事故は遭難者(要救助者)の救出が難しい事と、転覆しそうな船から脱出しても、沿岸から遠ければ、体力との戦いになってしまうこと。
漁船などが近くを通らなければ、命を失いかねないし。
人の死は可哀相なものです。



次、宇宙ネタ。


シャトル、宇宙基地は誤り

 米航空宇宙局(NASA)のグリフィン局長は、28日付米紙USAトゥデーとのインタビューで、スペースシャトル計画と国際宇宙ステーション(ISS)建設について「誤りだった」と表明した。同局長は、これまでも両計画の問題点や限界について発言してきたが、ここまで踏み込んだのは初めて。日本や欧州との認識の隔たりがいっそう明確になった。


率直に言っちゃいましたね。
今まで置いてきたドミノを一気に倒してしまうほど、大きな発言です。
2010年(?)の宇宙ステーション計画はどうなるのだろうか。



次、くじネタ。


「トト」154億債務隠し?検査院が訂正要求

 売り上げ低迷に悩むスポーツ振興くじ(サッカーくじtoto)を運営する独立行政法人日本スポーツ振興センター」が、くじの販売業務を委託しているりそな銀行への債務計154億円について、財務諸表の中の「注記事項」では説明しているものの、貸借対照表に明示せず、会計検査院から「財務状況を適正に表していない」と、訂正を求められたことが、29日わかった。
 財務諸表でのこうした処理について、センターは「中央青山監査法人の助言を受けていた」としている。
 totoは2001年3月から売り出しが始まり、くじの販売や払い戻し業務については、当初から5年契約で、りそな銀行(当時は大和銀行)に委託された。その際、同行はコンピューターシステムの整備など初期投資として350億円を負担した。
 センターはこれを、委託期間中の5年間で年70億円ずつ返済することにしたほか、同行への委託料が年約110億円かかるため、両方を加えると、毎年同行に約180億円ずつ支払うことになっていた。
 しかし、同センターがtoto販売で利益を得たのは初年度だけで、その後、売り上げは減少を続けた。このため、03年度以降、りそな銀行への支払いは多くを翌年度以降に先送りしており、未払い金は04年度末で154億円に上った。
 それにもかかわらず、同センターは、財務諸表内の貸借対照表にこの未払い金を盛り込まず、借金の実情が見えにくい状態にしていたため、検査院が問題視し、改善を要求。これを受け、同センターは、これから公表する04年度の貸借対照表には、りそな銀行への未払い金約150億円を表示することになった。
 同センターでは、「りそな銀行への債務は注記事項として別に表示していたので問題ないと考えていたが、一般の人にわかりやすくするため、貸借対照表に盛り込むことにした」としている。
 totoは、売り上げをスポーツ選手や団体への助成金に充てるため導入された。当初、年1800億円の売り上げを見込んだが、実際はその10分の1に満たない極端な低迷状態で、見込みの甘さが批判を受けている。売り上げ増を目指し、今年度は当選確率の高い新商品「totoGOAL3」を発売したほかインターネット販売も始めた。


私は年齢的にはOKですが、買ったことはありませんし、買う気もありません。
元々サッカーはあまり好きではない。
レース版のtotoが出たら内容によっては買うと思いますが…。(汗)
とは言え、某監査法人の指導を受けてますね。
そこ、ますます怪しいとしか思えないんですが…。



ラスト、選挙ネタ。


なぜだ!?勝ち馬に乗りたがる日本人

 小泉自民党の歴史的大勝に終わった狂乱選挙。メディアが「自民優勢」を伝えるたび、小泉旋風の勢いがドッと増す"勝ち馬現象"がみられた。一昔前なら判官びいきの心情が働き、反発票が野党に流れたもの。いつから、日本人は勝ち馬に乗りたがるようになったのか。
 「日本人の気質は1965年以降に生まれた世代から一変しました」と主張するのは精神科医和田秀樹氏だ。
 「いま40歳以下の人たちは日本が経済的な豊かさを享受した1970年代に少年期を過ごしています。ちょうど、ピンク・レディー・ブームに沸いた世代。それまでは、『ご三家』『三人娘』に代表されるように、好みはバラバラでした。クラス全体が1組のアイドルに熱狂することはなかった。いじめが問題になり出したのも、この頃です。『みんなから浮くのはイヤ』と極端に仲間外れを恐れ、同質化を好み出した。みんなと同じテレビ番組を見ては、同じタレントを追いかけた。そうして周りの雰囲気に流されやすい"勝ち馬タイプ"が増えていったのです」
 周囲との同調を好むがゆえに彼らは記録的なメガヒットの原動力となった。80年代には「少年ジャンプ」が600万部を売り上げ、「ファミコン」が1200万台も売れた。89年には1曲しかなかったCDのミリオンセラーは年々増え、90年代の10年間に349曲を数えたほど。投票当日に支持政党を決める"そのつど支持層"が増えたのも流行を追う感覚で政治をとらえている証しだろう。
 「彼らと前世代との決定的な違いはアイデンティティーの希薄さです。経済発展が努力次第で豊かになれる社会を生み、戦後生まれは『運命を自分で切り開こうとする』タイプが多かった。受験、出世と常に競争に身を置き、心の世界の主役はいつも自分。ところが、生活水準が豊かになればなるほど、今度は『みんなと同じだったら十分食べていける』『目立たず、みんなと一緒が大事』というムードが広がっていった。いつも他人の意見を気にしてばかり、親兄弟よりテレビの影響を色濃く受けているのも65年生まれ以降の特徴です」(前出・和田氏)
 小泉自民の大量得票は、「みんなと一緒でいいや」という圧倒的な大衆に支えられた結果。有権者はな〜んにも考えちゃいないのか……。


記事自体は選挙後に書かれたもの。(つまりは2週間以上前)
しかし、発見したので書くことにしたし、今回の選挙の原因がここに書かれているものとして信用しているからでもある。
いつぞやか、選挙ネタのニュースの意見文章中に、「イエスマンが増えた」と書いたが、この記事を100%参考にしたとすると、イエスマンが増えたのではなく、「どうでもいいや」的な感覚で投票した人が多いと言う事だろう。もちろん、自民党地盤も多々あるわけで、私の実家のある能登半島も、自民党地盤と言われている。
この記事を見たら、納得できた。それだけは言えている…。