Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

今日の気になったニュース

本日6個。



まず、パソコンネタ。


スパイウエア詐欺で注意喚起=金融庁

 金融庁は11日、スパイウエアを使った詐欺事件の横行を受け、金融機関名が入ったCDが送られてきても安易に使用しないようホームページを通じて注意喚起を始めた。
 スパイウエアは利用者のパソコンに入り込み、パスワードなどの情報を不正入手するソフト。最近、金融機関を装って送られてきたCD-ROMを使用したためにスパイウエアに感染し、インターネットバンキングで預金が引き出される事件が相次いでいる。


なかなかしぶとい事件です。
スパイウェアそのものはフリーソフトなどにも付録として(気付かない間に)入ってますが、金融機関を名乗った封筒に怪しいCD-ROM…。
昔には、有名金融機関のサービス誌か何かが偽装されたものを送ったという事件があった様な気がします。
気をつけろといっても、本物の郵便だったらオチだよな。



次、事件ネタ。


高1女子、自宅で刺され死亡-10カ所以上に傷

 11日午前5時半頃、東京都町田市本町田の都営町田木曽住宅の運転手、古山君子さん(39)方から「娘が刺されている」と110番があった。警視庁町田署員が駆け付けたところ、室内で都立高校1年の長女、優亜さん(15)が首などを刺され、死亡していた。捜査一課は同署に捜査本部を設置、殺人事件とみて捜査を始めた。
 調べでは、優亜さんは上下トレーナー姿で、首のほか顔や頭、手、背中などに切り傷や刺し傷が少なくとも10数カ所あった。首を切られたことによる失血死とみられるが、凶器は見つかっていない。
 古山さん方は5階建て住宅の4階。優亜さんは6畳の居間にあおむけで倒れていたが、玄関と居間の間にあるダイニングにも少量の血痕があった。
 君子さんは運送会社に勤務し、優亜さんと2人暮らし。君子さんは10日夕に仕事で家を出て、11日午前5時25分頃自宅に戻り、血まみれの優亜さんを発見した。出勤前、帰宅した優亜さんと顔を合わせている。遺体の状況から10日深夜ごろ殺害されたとみられる。
 中学時代に同級生だったという男子生徒によると、優亜さんは明るくて活発だった。吹奏楽部に所属し、運動が得意で勉強もできたという。卒業文集の「クラスのなんでもベスト3」では「頼れる人」「センスが良さそうな人」に選ばれていた。
 現場はJR町田駅の北約3キロの団地内。


タイトルの「高1女子」って見たとき、てっきり「ミス・タリウム」かと思ってしまったじゃないか。(笑)
あぁ、「科捜研の女」でも良いか。(おぃ)
犯人は昔別れた彼氏や父親とかがありえそう。
「もう1回やり直そう、優亜」、みたいな感じで。


でも、かわいそうだ。将来有望なのかもしれなかったのに。
また、中学時代のクラスの人からも信頼が厚かったらしいし。


少々ふざけた点もありますが、殺人事件を遊んで見ているわけではないので。あしからず。



次、列車ネタ。


運転士解雇に同情相次ぐ

 埼玉県内の東武野田線で3歳の長男を運転室に入れたまま電車を運行したとして、30代の運転士を懲戒解雇するとした東武鉄道の方針に対し「処分が重すぎる」「子供が傷つく」とする意見が、11日までに同社に殺到している。同社は「安全運転を使命とする鉄道事業者としてあってはならない。入念な社内調査に基づいた処分」として方針は変えないという。


父親は多分、子供からせがまれてやったのかもしれない。もしくは、父親の良心からか。
鉄道関係の法律上、通常運行時は「運転手・車掌」以外は立ち入り禁止なのである。
今年の24時間テレビで、江ノ電を走らせる子供の話があった(私自身は数年前に同じ話をアンビリーバボーで見た)が、それは車両引込み線の支線を使用したため、その法律をクリアする事ができた。
だから、法律的にはアウトであり、東部電鉄の対処は正しい。
もちろん、住民たちの苦情も理解できる。懲戒処分ではなく、減給や一定期間の運転停止でも良かったと思う。
しかし、列車の世界は厳しい。
日本の列車は数秒の狂いも無く走らせる事にスジ屋(列車運行のダイヤグラムを組む人)は必死となっている。列車時刻改正の2年も前から計画を練っているとの話を聞いた事がある。
それで、もし子供が居た事で事故を起こしたら、運転手の責任になったであろう。その事故による列車の遅延もあっただろう。遅延による損害賠償額は多額である。最悪、子供が死んでたかもしれない。
事故が無かっただけよかったものの、東武電鉄の言うとおり、「安全運転を使命とする鉄道事業者としてあってはならない事」なのである。
夢を乗せて走る列車であるのはいいことだが、安全第一でやってくれないと、今年春の福知山線脱線事故の二の舞が起きてしまうかもしれない…。


文庫サイズの鉄道本をたった4冊しか所持していないが、鉄道ファンの視点から書いたつもりだ。少々非情かもしれないけどね。



次、経済ネタ2連発。


ソフトバンクもTBS支援表明で楽天、四面楚歌

 楽天包囲網が一段と狭まってきた。携帯電話事業への新規参入が決まったソフトバンクイー・アクセスが10日、相次いでTBS支援の姿勢を表明。TBSは11日にも楽天の財務内容などを追及する再質問書を提出、月内にも統合拒否の回答を出す。TBSの大攻勢に楽天も崖っぷちか。
 中間決算で5年ぶりに営業黒字に転換、通期黒字も確実となったソフトバンク。携帯参入も決まり、孫正義社長は10日の会見で、「久しぶりにいい発表ができる」とご満悦だった。
 その孫氏は、楽天・TBS問題について「テレビ局や新聞社など特定の主要メディアの買収は考えていない。支配ではなく、広く業務提携を進めたい」と自社のスタンスを説明。"ホワイトナイト"としてTBSを支援する可能性には、「業務提携の範囲の中で提案があれば選択肢の中で除外しない」とした。
 兜町周辺では、「ソフトバンクは別のテレビ局株の取得に動いているのではないか」との観測も浮上していた。
 TBSと業務・資本提携しているイー・アクセスの千本倖生会長も10日、「楽天の提案には無理がある。あらゆる面でTBSに協力したい」と支援を表明した。
 ソフトバンクの子会社ヤフーの井上雅博社長もTBS支援の可能性を示唆しており、TBS幹部は「本当だとすればありがたい」と述べた。
 楽天包囲網が狭まるなか、TBSは11日にも楽天に、10項目以上の再質問書を提出する。中心となるのが楽天の財務状況問題だ。
 楽天は9日、有利子負債(金融事業を除く)が9月末から835億円増え1840億円になったと発表したが、TBS幹部は「会見の言葉ではなく、数字を含めた資料がほしい」と手厳しい。
 楽天三木谷浩史社長が柔軟路線に転じたことにも「影響を与えるものではない」と取り合わない。
 TBSは楽天の回答期限を1週間以内に区切ったうえで、月内にも統合拒否の最終回答を出す方針だ。三木谷氏は四面楚歌の状況に追い込まれている。


三菱自資本提携解消

 三菱自動車は11日、第4位の大株主だったドイツ・米国の自動車大手ダイムラークライスラー保有する三菱自動車株をすべて米証券大手ゴールドマンサックスのグループ会社に売却したと発表した。ゴールドマンは、三菱重工業を上回り、すでに保有分と合わせ三菱自株の13.45%を持つ筆頭株主に躍り出た。


上の記事。
楽天包囲網が完成間近。
どうなる楽天、どうする楽天
んで、かなりの負債があることも判明。
有利子という事は、経営状況が少しずつ悪化していく事も指す。
ただし、楽天自体は収益が多いと思われるので、その利子分だけは何とかなると思う。
企業自体も当分は潰れないと思うし。
下の記事。
三菱自動車の不祥事発覚から約1年。
クライスラー資本提携を解消してきた。
んで、持ち株比率トップが外資ですか。
外資につままれる三菱自動車…。哀しや。



ラスト、国際ネタ。


6カ国協議が休会、早期再開盛り込んだ議長声明を発表

 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は、可能な限り早期に協議を再開するとの議長声明を発表して、休会した。
 議長声明は「各国は、できるだけ早期に第5回6カ国協議の次回会合を開くことで合意した」とし、「さらに各国は、言葉には言葉を、行動には行動という原則に則り、先の共同声明の内容を全面的に履行することを確認した」と述べた。


北朝鮮にどれだけ圧力をかけられるのか。
再開後が楽しみです。