Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

第83回・箱根駅伝

往路(1月2日)
1区
東海大の佐藤が独走。そして、好走。
2位以降に4分ついたのは見た事が無いですね。
2位の東洋大も序盤は良い走りをしてたけど、疲れがきたんだろうね。1位以外は団子状態だったな。


2区
山梨学院大のもくず、じゃなくてモグスに注目。
なかなか良い走りをしてましたが、最後の方で落ちてきた。
モグスが日本人に抜かれるシーンを見るとは」ってアナウンサーが言ってましたが、私の父は、モグスも人間だったんだな」というノーマルなコメントでした。


3区
日大のダニエルが面白そうだったが、中央大・上野が途中まで良かったですね。
最後は力を振り絞りましたが、後輩の記録(今年1区を走った佐藤)を抜けなかったのが悔しかったみたいです。


4区
特に見所は無かった感じがします。だって、後々あんなの見せられたら、何も書けないと思うんだけどねぇ…。


5区
順天堂の「山の神様」イマイ、じゃなくて今井正人は凄いですね。
クロカンコースとかで練習してたらしいですよ。
4分を覆し、1分半のマージンを作る力は山岳コースでしか出来ないですね。
本人は「社会人で普通の走りをし、山岳走りを封印する」らしいので、今年のは保存版だなぁ。録画してないけど。


序盤、今井が日体大の北村を競り合ってた時、脳内では「北村弁護士対イマイ」の構図を想像してました。うまく想像出来なかったけど。
北村も良いタイムでゴールしましたね。順位も上げたし。


20位(最下位)で関東学連選抜が到着しました。
昨年まではオープン参加でしたが、今年から記録が残るので、是非とも頑張って欲しいです。



復路(1月3日)
6区
注目は優勝争い。
昨年、キャプテン難波が8区で大ブレーキをかけた順天堂大学が、優勝出来るかが焦点となった。
下りで皆がなかなかの走りをしてましたが、注目選手は別に居ませんでした。
一斉スタートで走ってきた学連選抜が16番目に来たのには驚いた。


7区・8区は移動中だったのであんまり見てません。


9区
関東学連選抜がトップから6km以上の差(約20分)がつき、襷渡しは絶望的になった。
そして、もう1チーム、襷が渡せないかもしれないチームが居た。神奈川大学だ。
トップが通過して19分、残るチームは3チームとなった。ギリギリで1チームが襷渡しをし、残るは2チームとなった。
時間は刻々とリミットの20分に近づいていく。
そして、神奈川大の選手が側道に入った。が、アナウンサーは言う。
「今見えても遅すぎる」
選手には分かってるが、その台詞はきわめて非情だ。


久々の繰上げスタートが2チームに対し行われた…。



中継所の前に、今昔物語として、2001年だったかの鶴見中継所での繰り上げスタート(ランナーが見えてる中のスタート)を出してた訳だが、今回、それと同じ状態になった神奈川大学の選手が本当に可哀想だった。


その今昔物語に出てきた方はこう語っていた。
「残り0秒でも襷を渡したい」
俺は多分、この当時(2001年?)も泣いたと思う。


10区
順天堂大学が何の障害も無く、優勝へとひた走っていく。
シード権争いも激しかった。
ただ、注目選手は別に居なかった。


順天堂大学の皆さん、おめでとうございます。


関東学連選抜、ホントに頑張ったと思う。
記録は20位だが、結果はちゃんと残る事になる。
確か、2003年かその近辺で、選抜チームの選手が区間賞をとった記憶があります。あの時、これは凄いと思った。



P.S.
箱根駅伝の天気情報はウェザーニューズが提供してました。
最高の驚きだった。