Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

Back to Peloton Part-1

このシリーズは明日まで続く予定。
気分によっては明後日もやるかもしれない。



タイトルの説明。
Peloton(プロトン)とは、自転車レースにおいてのメイン集団をさす。(と自分は思ってるが、もし間違ってたら指摘お願いします)
今回はそれを標準、通常速度という意味に置き換えた。


これだけの文章で何が言いたいのかが分かれば素晴らしいのだが、不可能に近いかもと思ったので補足説明。
卒研。卒研。それ以外の何ものでもない。
既にプロトンから数百メートル遅れている浅田が、もがきまくってプロトンに追いつこう、という訳です。
その代わり、自分のいる集団から抜け出すために、相当なパワーが必要となる。
他にも、相手との駆け引きやら、タイミングやら…。とは言え、自転車競技じゃないのでこれらは無視ね。(笑)


ステージレースの最終日。250kmという長丁場のレースも、残り10kmを切った。
プロトンの各選手(各チーム)は自分らのエースを勝たせるため、必死に動くこととなる。
その為、自然とプロトンのスピードは上がっていく。
そんな中で、ペースの少し遅い後方集団の中から、浅田はプロトンに追いつこうとする。
正直、馬鹿げた行動でもある。
しかしそれをしなければ、今日のレースにおけるチームにおいての役割が全うできない。
あまり結果が芳しくない自分、このままではチームを解雇されてしまう…。


現在、自分のいる集団とプロトンとの差は500mぐらい。
間に他の集団は無く、およそ40秒ほどの差か。
見知った顔がいれば、そいつと一緒に逃げ出せるのだが…居た、カルロスだ。


彼は自分のチームに所属するスペイン人の先輩で、自分が頼りにしている選手の1人だ。
今シーズン(昨年10月〜今年9月)は既にステージ5勝、昨年12月にはオーストラリアのレースで山岳賞ジャージを獲得した、チームの実力者でもある。
彼はレース序盤から他チームの選手と逃げていたが、残り100kmくらいでプロトンに捕らえられた。
今は自分と同じ集団で、チャンスをうかがっているようだ。


彼には何度も迷惑を掛けている。そして、日ごろの借りを返そうとするのだが、彼はいつも「借りは返さなくていい」と言ってくれる。
そして今日も…彼に新たな借りを作ろうとしている。


彼に近づく。
自分の案を聞くと、彼は呆れながらも納得してくれた。
と、ここで無線が入る。バレッジ監督だ。


監督は言う。
「アサダ、無理するな。お前が抜け出そうとしている事はわしには分かる。」
しかし、おとなしいままではいけない。それでは自分が使えない人間だと思われてしまう。
「分かっています。でも、そうするしか道は無いんです」


監督は考えているようだった。
しかし1分後、
「わかった。失敗したら、お前はクビだ」


その言葉と同時に、自分とカルロスは集団から飛び出した…。

ステージレース…複数日にまたがって行われるレース。ほぼ毎日レースがあり、レースの合計時間で勝者が決まる。
ステージ…そのレースの1区間。通常は1日1ステージだが、1日に複数ステージあるレースも存在する。優勝者はステージウィナー(勝者)。
山岳賞…ステージ途中の山や丘に山岳カテゴリーというランク付け(超級-1級-2級-3級-4級)を行い、各山岳ポイントの通過順にポイント(超級から落ちるごとに、1位通過の得点やポイントがもらえる人数が減少)が入る。レース完走者の中で、そのポイントが最終的に1番多い選手が、山岳賞の優勝者。

という感じの背景があれば理解できるかなと思います。
ちょっとストーリー風味になってますが、人生はいつも何かのドラマみたいなもんじゃないでしょうか。(汗)
ちなみにカルロスは同じ寮に住むゼミの友人(もちろん仮名)、バレッジ監督はゼミの先生(仮名、セリフで大まかな年齢が分かる?)です。



昨夜は21時に就寝、朝4時過ぎに起床。
とてつもない時間に起きたので、これはヤバい。


昨日のW杯3次予選は4-1で勝ったんだな。一応前半20分くらい(1-1)まで見てた。
勝つとは思ってたが、正直、タイのカウンターの方がかっこよかった。
あぁいうゴールをやってくれれば、応援し甲斐もあるんだけどなぁ…ブツブツ。
ちなみにタイはFIFAランク107位(アジア区域で14位)らしい。最高は43位(1998年9月)、最低は137位(2006年12月)。



10時半、理髪店にいってきた。
この店は人生で2度目の来店だが、どうも雰囲気に慣れない。
サービスの良さには驚いたけどね♪(笑)
1時間ほどで終わり、大学へと向かった。



昼過ぎからパワーポイントの制作に取り掛かる。
私の詰めの甘さにより、レジュメ(要約)とは内容がかけ離れている。
しかし、レジュメに対応できるように少しは残している。
一応、台詞を通しでやってみた。
時間内には入ったと思う。わからないけど。



15時、昼飯返上でゼミ室に向かう。
で、今回は別室で練習した。自分だけ。
あがりまくって早口となり、世界新記録(4分半)。
質問時間が増えるので、美味しい囚われの身になりそう。(笑)


ゼミの先生が、5分になるかもという話を持ち出してきた。
前回の噂は真実だったのか!!
驚いた。


つまり、最終的な目標時間は5分〜5分半。
4分半では早すぎるのだ。
ただ、先生的には良いかもしれない。質問が出来るし。


ゼミの先生は言ってきた。
「質問がたくさん出るぞ〜」ってな。
まぁ、なんとかなるでしょう。ならなかったらその時です。(おぃ)



18時半に寮へと帰還。
夕食の最中にスーツセットが届いた。
部屋に革靴があるのは確認しており、あとは荷物の中身を見るだけとなった。



ね、眠い…バタッ。



P.S.
英語記事2本立て。
しかし、時間が掛かるので、後で書く。いつになるかは分からない。


Young Japanese desire English
英語教育に対する若者の意見。


Youth expectations for 2008
若者の立てた2008年の目標。