Miracle Kamui 2010

formula1.comで、カムイさんのインタビューがあったので、てきとーに翻訳。

　2009年シーズン終盤のトヨタでの活躍に続き、カムイはBMWザウバーでフル参戦初年度を迎えた。彼は開幕6戦中5戦リタイアという、困難なスタートで長い長い1年の始まりを迎えるも、今シーズンは屈指のオーバーテイク職人として実力を発揮した。そんな24歳の彼の2010年シーズンを振り返りたいと思う…。

Q 今シーズンはどうだった?
　僕たちは、かなりのアップダウンの波を体験したね。でも、全体的に見れば、まあまあなシーズンだったと思うよ。開幕当初はとても多くの困難を抱えていた。本当に悪い時期だった。とても大変で、今はシーズン中のテストも禁止されてるから、そんな状態でマシンの状況を改善するのは本当に難しかった。そんな事があったにも関わらず、シーズン終盤までにはとても強くなったよね。マシンを劇的に改善してくれたチームには、本当に感謝しているし、彼らの仕事ぶりには感謝したい。

Q どの点が最も改善されたと思いますか?
　全てだね。僕はルーキーだから、特にそう思うよ。

Q 2010年シーズンで1番良かった瞬間は?
　やっぱり日本GPだね。僕自身も楽しかったし、ファンのみんなとも楽しめたと思ってるよ。

Q では、反対に最悪だったのは?
　カナダGPだね。1周目でクラッシュしたから。

Q 何故、そんなにオーバーテイク出来るんだい?
　え? 僕は日本人だから、瞳が小さいし、周りはよく見えてないんだよ。

Q …えっ、本当に?
　僕が抜けるって思った時に抜くんだよね。それが全て。秘密はないよ。

Q 2011年の目標は何ですか?
　個人的な目標として、ミスをなくすことだね。チームの為に、良いマシンに仕上げて、毎戦入賞圏内を争いたいね。そして、ランキングの順位を上げたいな。

Q 冬のオフはどうするんですか?
　日本でいくらかの用事と、アブダビでフェラーリ・ワールドの開幕式典に呼ばれてるよ。おそらく、バリ島で2週間ほど滞在するけど、もちろんトレーニングもするよ。でも、トレーニングって、シーズン中にも重要なんだよね。

Q もし願いがかなうなら、何がしたい?
　これは簡単だよ。日本のマンガの中に「どこでもドア」ってあるんだけど、どこに行くかを1度決めれば、勝手にドアの向こうが変わるんだよね。これがあれば便利だよ。どこでも休暇に行けるし、夜はどこでも眠れるからね。

フランクな感じに、カムイのトークじゃないけど、それを少しはイメージしながら翻訳しました。
とはいえ、誤訳も十分にあり得ますし、一部省略もしてますけどね…。(苦笑)

P.S.
原文ですが、どこでもドアが凄かったね。 'where-do-you-want-to-go-to' door だとさ。
どこにでも連れて行ってくれるドア、みたいな感じかな。確かに意味は通じているね。