Nonfiction Story ~ Working days and yet ... ~

My dogma and bias - 独断と偏見

ザウバーおじさまの挑戦は続く

またまたformula1.comさんからのてきとー翻訳です。ちょっと前、カムイの話もやってました。

 ペーター・ザウバーがF1チームをBMWから買い戻して、1年以上が経過した。そして、いろいろな事が起こった。シーズン当初の不調によりテクニカルディレクターが交代し、さらにはドライバーも変更し、劇的な変化を遂げた。このスイスチームのボスに2010年を振り返ってもらうとともに、2011年の2人のドライバー、小林可夢偉とセルヒオ・ペレスへの期待を語ってもらおう…。

Q チームを買い戻したことに後悔はありましたか?
 それは絶対にないよ。そして私は、チームを以前のように強くすることが不可能に近い状態であることも予期していた。でも、もし私がこのような思い切った行動を起こさなければ、私は毎日、「なぜチームを購入しなかったのか?」と自問自答していたであろう。私たちはその1年前から協力しながら、1つずつ障害を乗り越え、今ここに、チームとして存在しているんだ。チームスタッフも皆、そんなチームに誇りを持っている。

Q シーズン開幕当初、マシンはとても遅かったですけど、何があなたの心を突き動かしたのですか?
 本当に苦しい状況だったことに疑問は無いよ。なぜなら、マシンは遅かっただけでなく、信頼性にも乏しかったからね。チームにとっても、まともじゃない状況だった。その後たびたび、これはスポーツにおける不運なんだと我々は考えるようになった。その状況に悩むこともせず、ただスポンサー集めに躍起になっていたんだ。

Q しかしその後、バレンシアからチームは良くなり始めましたね。何か起爆剤となることがあったのですか?
 4月にジェームズ・キーがテクニカルディレクターとしてチームに加入し、短い時間で我々に利益をもたらしたよ。彼と彼のチームはC29の弱点や特性を洗い出し、改良のための道筋をつけたんだ。これらのアイデアはプラクティスで速さを見せ、ポジティブな効果を発揮したよ。最初の8戦では、わずか1ポイントしか獲得できなかったのに、その後の8戦では36ポイントを加算。さらに最後の3戦で7ポイントも獲得したよね。さらに言えば、ジェームズは組織の構造も変えたよね。私たちの成功というのは、難しい状況から策を出し、その後に向けての道筋をつけたことで、チームに良い効果をもたらしたんだ。

Q シンガポールGPから、ペドロ・デ・ラ・ロサからニック・ハイドフェルドへとドライバーを変更しましたね。後から考えてみても、あの時は同じ判断をしたと思いますか?
 おそらくそうでしょう。私たちが、どれだけ本来の状況から離れているかが分からないですから。両ドライバーはチームにとって新しいドライバーだった。彼らの事を深く知らないし、どんなマシンが好みなのか分からない。つまり、マシンの基準となりうる存在が見当たらなかったんだ。しかし、ニックは私たちと一緒に居た期間が長いし、新しいパーツを試す時も、状況判断が可能になるんだ。

Q カムイに出会えたことはハッピーでしたか?
 カムイは私たちに新風を吹き込んだよ。すがすがしく、攻撃的な彼のスタイルには、思わず笑顔になってしまうよね。同じくF1ファンも彼に好感を抱いてると思うよ。彼のオーバーテイクはいつも、見る者を圧倒するよね。カムイはとても賢く、どんな戦略にも上手く対応してくれる。彼は今年、とても進歩したと思うよ。そして、将来的にもっと進歩すると私は思うよ。1年前に彼と契約したけど、その時には色々なエキスパートからネガティブな発言を聞いたよ。でも、カムイと話してたら、彼は何か特別なものを持ってると感じたよ。そして彼は今、チームで輝いてるんだと私は思うよ。

Q 来季はルーキーのセルヒオ・ペレスと2年目のカムイのコンビとなりますが、色々なリスクについては考えなかったのですか?
 私はチームにとっていい選択となる事を確信して、ドライバーを考えている。カムイは今年技術面において大きく飛躍した。だから、私は彼が更なる責任を負いつつも、成長し続けることには間違いないと感じているんだ。セルヒオは才能に溢れている。彼は学習するのが早いんだ。だから今、カムイがペドロやニックと一緒に組んだ様に、カムイの相手には彼を選んだんだ。さらに、1つの事例がある。ザウバーにとって素晴らしかったシーズンの1つ、2001年だ。この年はキミ・ライコネンのルーキーイヤーだったが、その相手にはニックが組んでるんだ。当時2年目のね。

Q 来季はカムイがナンバー1ドライバーですか?
 うちのチームにナンバー1は居ないよ。2人のドライバーそれぞれを同じように尊敬しているからね。だけど、カムイには特別な役割が与えられるだろうと、私はもちろん思っているよ。

Q 新車の調子はどうですか?
 ザウバーC30・フェラーリの開発は順調だよ。我々の目標は高く設定しているものの、今のところは良い感じに見える。ジェームズ・キーが速いマシンを作っている事は、過去の彼の作品が証明しているよね。今年は挑戦の年だよ。だから、ダブルディフューザーの禁止や、ピレリタイヤへの変更、KERSの使用などを含めた、技術面でのレギュレーションの変化に合わせてる。

Q チーム売却について、いろいろ記事で書かれてますが、実際はどんな状況なんですか?
 私がチームを100%所有しているし、現状、どこかのチームや会社に全部、もしくは一部を売るということも計画されていないよ。私たちが組むのはテルメックス。2011年1月1日から効力を発揮するけど、株式の保有とかじゃなくて、純粋なスポンサー契約だよ。

Q チームのボスとして、いつまで座り続けますか?
 数年前、「私が70歳を過ぎたら、ピットレーンには残りたいとは思わないだろう」と言った。それは状況にもよるけれど、私は現在67歳だ。私にとって重要な事とは、チームに素晴らしい安定性を持ち込み、公平な観点で財政面の基礎を固めたい。今は私がチームのトップだけど、時が来ればいつかは退くよ。

さて、いつも通りにグダグダで微妙な翻訳でした。